内容（※ＣＤよりそのまま抜粋）

　　当商品は１９８４年に業務用ソフトとして発売された「バルガス」「ソンソン」「ひげ丸」。そして１９８５年に発売された「エグゼド エグゼス」の４タイトルを１枚にまとめたものです。
　　「バルガス」は、縦スクロールシューティングゲーム、「ソンソン」は、二人同時プレイ可能な、横スクロールアクションゲーム、「ひげ丸」は、アクションパズルゲーム、「エグゼド エグゼス」は、二人同時可能な縦スクロールシューティングゲームとバリエーションを持たせたどれもが、当社の創業当時のヒット作品です。
　　今回の家庭用への移植においては、３作品とも完全移植はもちろんのこと、当時の貴重な設定資料やポスター・イラストなどをふんだんに盛り込みながら、家庭用ソフトならではの様々な機能・要素を付加し、商品価値を一層高めていきます。

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　　このゲームは中古ショップで定価５８００円の新品をダイナマイトプライスと称して２４８０円で販売しておりました。今思うとそれでも高い気がします。

「バルガス」

　　音楽が１５秒で１周します。オプションでリミックスにできますが、音質が変化しただけで１５秒は変わりません。これでリミックスと呼んでしまうところがすごい。
　　地上物が無く、パワーアップも無く、後述の「エグゼドエグゼス」に通じるハイポイントエリアらしきものはあるもののスコアに興味の無い自分には意味無しで、ザコの種類も少なく、開始まもなく単調な展開を迎えます。ですが、ザコの攻撃が結構しつこく、自機の攻撃力の無さと操作性の悪さも手伝って、いつしか画面中敵だらけ、逃げ回っている自分に気が付きます。さらに敵を破壊した時の爆風に接触しても死にますので、実は自分がプレイすると５分と持ちません。再度プレイする気も起こらなくて、むしろお腹いっぱいになったような不思議な気持ちになります。こればかりやっているとシューティングが嫌いになりそうです。でも当時のゲームなので仕方がないのか・・・。
　　バルガスを倒すとおまけ資料が見られるそうですが、倒した人いるんでしょうか？

「ソンソン」

　　苦手なんですよ、このゲーム。嫌いじゃないんですけど。全然進めません。連射機でやっても進めません。
　　自機は横の攻撃に対しては強いのですが（それでも飛距離なさ過ぎですけど）、弾は横にしか飛ばないので、他の段にいる敵に対しては、自分が段を移動して攻撃するか、相手が自分のいる段にやってくるのを待ち伏せになるのですが、たいていは相手が常に自分を追ってくるので、戦略を練ってる余裕はありません。敵はやらしい事に自分の真上か真下から移動してくるので、自機を移動させなければなりません。（僕は勝手に軸ずらしと命名しました。）で、これも気がつくと画面中敵だらけになっていて、逃げ回ってるうちに死にます。敵、強くは無いんですけどね、１列に並んでやってくると恐怖を感じます。これもあまりやっているとシューティング嫌いになりそうです。
　　こういうタイプのシューティングってたぶん後にも先にもソンソンだけだと思うのですが、他にもあったら教えてください。

「ひげ丸」

　　省略。

「エグゼド エグゼス」

　　小学校の時に、死ぬほどやった気がしないでもない。今やると「よくこんなのやってたなー」と感心してしまいます。このゲーム、死んでも何回でもコンティニュー可能なので永遠にやってられます。で、夏休みとかに永遠にやってました。さらに、２Ｐでやると同時にゲームオーバーにならない限りいつでもコンティニューできるので、１Ｐがやってる間に２Ｐ休憩みたいな事をして気だるさ増大でした。当時は１６面で１周するとは知らなかったので１００面ぐらいまであると思って何周もしてたわけです。（実際、画面数は３０面とかって表示されるので）
　　同時期にツインビーが出てる頃で、このゲームにも砲台が登場しますが、これはこのゲームの言うところの浮遊要塞に乗っかっています。それとは別に地上のグラフィックも流れますので、スターフォースを少し豪華にしたような感じになります。従って砲台も対空砲で破壊するのですが、スターフォースと違うところは、このゲームの自機は本当にすれすれを飛行しているらしく、砲台に当たると死にます。
　　今のシューティングの敵さんたちは、画面いっぱいにぶっといレーザー放ってみたりとか、幾何学模様でも描きたいのかとばかりに弾をばらまいてみたりとか、派手な攻撃が多いのですが、当時の敵さんにはそんな能力は与えられていませんでしたので、数少ない弾数で一撃必殺を狙っていたわけです。そんなわけで、このゲームも画面中敵だらけになりますが、どの皆さんも一発一発に思いを込めて真っ直ぐなストレートをお投げになられます。・・・よけれません。

なんかこれ、ファミコンレビューですよね。

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