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それでもまだ年賀状を送りますか?

古紙配合率、全5社偽装 日本製紙社長辞任へ
http://www.asahi.com/national/update/0116/TKY200801160395.html


日本製紙の再生紙の年賀はがきが契約で決めた古紙の配合率を大幅に下回っていた問題で、日本郵政は16日、08年用年賀はがきに限らずすべての再生紙はがきについて、全納入メーカーが契約内容より低い配合率で納入していたと発表した。日本製紙の問題をきっかけに調べたところ、北越製紙、三菱製紙、大王製紙、王子製紙の各社でも同様の「偽装」が判明した。日本郵政は「配合率40%」で発注しているが、高いメーカーでも20%だったという。


[再生紙はがき]って書かれた年賀状を使って
「ちょっとエコに貢献してるかな」なんてのは大間違い。
日本製紙に至っては1〜5%しか古紙が配合されてなかった。

どこが「再生紙」はがきなんだよ。

「再生紙はがきが一部で使われ始めた92年当時」既に
「配合率を下げて品質を確保することを優先した」ので
15年間も皆騙され続けて環境破壊に貢献してたわけだ。

よく日本の技術は優れてるなんて言うけど
こんなニュース見るとほんと疑わしくなる。

とりあえず、来年からは年賀状なんて出すのはやめよう。
「私は環境破壊に貢献してます」と挨拶して回ってるようなもんだ。

それでも今年の年末にはこんなニュースがあった事なんて忘れてしまって
何故か異様に真っ白な「再生紙」はがきを何の疑いも無く使うだろうと思うと
見栄とか古臭い慣習にとらわれてる日本人は本当に愚かだ。

ちなみに
「平成20年年賀郵便物元旦配達物数」は
「20億33百万通(国民一人当たり約16通)で、
19年元旦に比べ124百万通(対前年6.5%)の増加」だそうだ。
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