雑記

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戦争はとっくに始まっている

10年間で30数万人が自殺〜イラク戦争より犠牲者多い「自殺大国ニッポン」は長期の内戦状態にある
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10117667277.html


 データをおさえておくと、日本で2007年の1年間に自殺した人が前年比2.9%増の3万3093人で、統計が残る1978年以降では2003年に次いで過去2番目に多く、60歳以上、30歳代の自殺者数がいずれも過去最多を記録。自殺者が3万人を上回ったのは98年以降10年連続です。

 自殺の原因・動機を特定できた2万3209人では、「健康問題」が1万4684人で最も多く、「経済・生活問題」が7318人、「家庭問題」が3751人、「勤務問題」が2207人と続き、「健康問題」の内訳では、「うつ病」が6060人で最多。「勤務問題」の内訳では、多い順に「仕事疲れ」が672人、「職場の人間関係」が514人で、いずれも30歳代が3割弱を占め最多。



それは万人の万人に対する戦いだ。

10年先の事など誰にも分からない。
奈落への穴は誰の前にもぽっかり開いて待ち構えているのに、
自己責任という都合のいい解釈の下、弱者や敗者を切り捨ててきた結果が今の世の中だ。

それは失敗の許されない世の中だ。
1度負け組みに転落したら、這い上がるのはほぼ不可能だ。
だから、30代は将来を悲観して
60代はその将来が実際にやってきて自殺するのだ。

そして国への絶対的な不信。
救済に使われるべき、
税金や年金が政治家や役人達の懐に吸い込まれていく。
蜘蛛の糸に縋る人間達は保身しか考えていないのだ。

結局、頼りにできるのは金だけだ。

そんな状況下では人は病気もできない。
体や心がぼろぼろになっても働き続けるしかない。
貧しさが人を追いつめ、心身の健康を奪い、
働けなくなって、益々貧しくなるのだ。
勝ち組でさえもリタイアする事の恐ろしさは感じている。
だから、既得権益を守り、私腹を肥やすのに必死なのだ。

しかも、金しか信用できない社会は
「自分さえよければそれでいい」
「自分に関係なければどうでもいい」
「法に触れなきゃ何をしてもいい」
「法に触れてもばれなきゃいい」
という考えを助長させていく。
食品偽装や耐震偽装がいい例だ。

戦争はとっくに始まっている。
そして、各々が各々の生き残る事しか考えられない社会は
何れ滅ぶだろう。

追記:
セーフティネットの充実を。
それは落下して衝突した後の治療ではなく
衝突する前の正に網であるべきだ。
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