雑記

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「クルマ離れ」の本質は『購買力』欠如

車の話とは違うけど面白い引用があったのでコピペ。


【社会】 若者はクルマから無理やり引き離された 「クルマ離れ」の本質は『購買力』欠如 派遣など不安定就労社会のツケ★14
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1232236170/


1 :ビーフ・・・・・φ ★:2009/01/18(日) 08:49:30 ID:???0
★若者のクルマ離れ、その本質は「購買力」の欠如 派遣など不安定就労社会のツケがきた 池原 照雄

 世界の新車需要が同時崩落した2008年、日本も1980年の規模まで市場が縮小した。
このところの日本の持続的な需要減は、少子・高齢化の進展や、若年層のクルマ離れなど複合的な要因による。

 このうち「クルマ離れ」については、若者の消費の多様化や、魅力的なクルマの不在といったことが指摘されてきた。
だが、昨今の雇用情勢の悪化を見ると、実は「購買力」が大きな問題であることが浮き彫りになる。
「クルマなんてとても手が届かない」という若者が増えているのだ。

 2008年の国内新車需要は、前年を5%下回る508万台と1980年(502万台)以来のレベルになった。
4年連続の減少であり、ピークだった90年(777万台)の3分の2まで縮小した。
日本自動車工業会は、2009年の市場も5%減となる486万台と見込んでいる。500万台割れとなれば31年ぶりだ。

●本質的な問題は「購買力」の低下か

 金融危機に端を発する世界同時不況が日本の新車市場にも影響を与えているが、
そうした経済異変がなくても、もともと国内市場の先行きは暗い。
少子高齢化による人口減で、構造的にクルマを買い求める人が減少するからだ。
加えて自動車業界では、新規ユーザーとして期待される若年層の「クルマ離れ」も指摘されてきた。

 ざっと次のような指摘だ。「若年層は、生まれた時から大体家庭にクルマがあり、すでに日用品化しているクルマから得る感動が少ない」
「携帯電話という新たな消費品目が定着した」。さらに、「自動車メーカーが魅力ある商品や使い方を提供しきれていない」という反省の声も聞かれる。

 そうした分析は当たっているが、本質的な問題は「購買力」ではないか。
そこまで思いが及ばないのか、分かっていて口をつぐむのか、メーカー首脳からそうした指摘が聞こえてくることはない。(続く)

NB Online http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20090109/182410/
前スレ http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1232147307/

2 :ビーフ・・・・・φ ★:2009/01/18(日) 08:49:52 ID:???0
>>1の続き

 バブル崩壊後、日本企業は3つの過剰(債務、設備、雇用)の解消に走った。
若年層の就労は非常に不安定になり、ワーキングプアと呼ばれる人々や、
朝日新聞が名づけた「ロストジェネレーション」(就職氷河期に社会に出た20代後半から30代前半の層)を生み出した。

図、20〜24歳の給与所得者数と人口の推移 http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20090109/182410/zu001.jpg

 国税庁と総務省の統計を基に、20〜24歳の給与所得者数と人口の推移を表にまとめた。
ここでの給与所得者は「1年を通じて勤務した人」の数であり、正社員が大半を占め、
非正規従業員でも比較的就労が安定した人が対象と想定できる。

 その数は1995年にピークとなり、以降2006年まで一貫して減少した。
この世代の人口の推移も給与所得者数とほぼ同じ傾向で減少しているので当然といえば当然。
ただし、人口に占める給与所得者数の比率は1985年当時から10ポイント以上も落ち込んでいるのだ。

 2005年以降は1年を通じて勤務した給与所得者は、3人に1人のレベルまで低下している。
こうした若年層の不安定な就労の増大は、派遣労働の規制緩和と軌を一にしている。
2004年には製造現場への派遣も解禁され、非正規従業員の増加に拍車をかけた。

●クルマへの購入意欲を期待する方が無理
 同じ非正規従業員でも企業が直接雇用する期間従業員に比べると派遣従業員の給与は少なく、しかも雇用期間もこま切れ。
こうした将来の安定が見通せない若年層にクルマへの購入意欲を期待する方が無理だ。
「クルマ離れ」には当事者の自発的な意味合いがあるが、そうではなく、無理やり引き離されたというのが実情だろう。
 自動車を含む産業界全体がそうした社会の形成に関与してきた。自動車業界では今年3月までの1年間で
約1万8000人の非正規雇用者が削減される。未曾有の世界市場崩落という緊急事態にはやむを得ない措置とも考える。
 だが、今回の混乱は、若年層の購買力といった新車市場の問題点をさらすだけでなく、
雇用創出という企業の大きな社会的使命を果たすうえでの課題を突きつけている。
今の嵐が弱まれば、自動車産業は率先してワークシェアリングの導入など、安定した就労形態のモデルづくりに知恵を絞ってほしい。

以上

8 :名無しさん@九周年:2009/01/18(日) 08:53:49 ID:sKlrkucw0
【参考資料:昔の経済人の言葉】

岩崎弥太郎(三菱財閥創始)
「およそ事業をするには、まず人に与えることが必要である。それは、必ず後に大きな利益をもたらすからである」

本田宗一郎(本田技研工業創業者)
「社長なんて偉くもなんともない。課長、部長、包丁、盲腸と同じだ」

土光敏夫(旧経済団体連合会第4代会長)
「社員諸君にはこれから3倍働いてもらう。役員は10倍働け。俺はそれ以上に働く」

ヘンリー・フォード (フォード・モーター創業者)
「奉仕を主とする事業は栄え、利得を主とする事業は衰える」
「ほかの要因はさておき、我々の売上は、ある程度賃金に依存しているのだ。より高い賃金を出せば、
その金はどこかで使われ、ほかの分野の商店主や卸売り業者や製造業者、それに労働者の繁栄につながり、
それがまた我々の売上に反映される。全国規模の高賃金は全国規模の繁栄をもたらす」

松下幸之助(松下電器産業(現パナソニック(笑))創業者)
「産業人の使命は、水道の水のごとく物資を無尽蔵たらしめ、無代に等しい価値で提供することにある。
それによって人生に幸福をもたらし、この世に楽土を建設する」

渋沢栄一(実業家)
「その事業が個人を利するだけでなく、多数社会を利してゆくのでなければ、決して正しい商売とはいえない」

早川徳次(シャープ創業者)
一.近所をよくする。近所を儲けさせる。二.信用、資本、奉仕、人、取引先、この五つの蓄積を行え。
三.よい人をつかんだら、決して放すな。四.儲けようとする人は、儲けさえあればいいんだ。何事にも真心がこもらない。
五.人によくすることは、自分にもよくするのと同じだ。人を愛することは、自分を愛するのと同じだ。

10 :名無しさん@九周年:2009/01/18(日) 08:54:17 ID:sKlrkucw0
【参考資料:イマドキの経済人の"言葉"1】

奥田 碩(日本経団連名誉会長 トヨタ自動車相談役)
「格差があるにしても、差を付けられた方が凍死したり餓死したりはしていない」
「マスコミの厚労省叩きは異常。報復しようかと。スポンサー引くとか」

宮内義彦(オリックス会長 元規制改革・民間開放推進会議議長)
「パートタイマーと無職のどちらがいいか、ということ」

奥谷禮子(人材派遣会社ザ・アール社長 日本郵政株式会社社外取締役 アムウェイ諮問委員)
「格差論は甘えです」
「競争はしんどい。だから甘えが出ている。個人の甘えがこのままだと社会の甘えになる」

篠原欣子(人材派遣会社テンプスタッフ社長)
「格差は能力の差」

南部靖之(人材派遣会社パソナ社長)
「フリーターこそ終身雇用」

林 純一(人材派遣会社クリスタル社長)
「業界ナンバー1になるには違法行為が許される」

渡邉美樹(ワタミ社長)
「24時間仕事のことだけを考えて生きろ」 「人間はなにも食べなくても[感動]を食べれば生きていけるんです」

箕浦輝幸(ダイハツ工業社長)
「最近は若者があんまりお金を持ってないと、いうのがあって若者が少し車離れしてるんですね、
それで(聞き取れない)お金がないって事でそういう 連 中 が少し安い車という流れも少しある」

12 :名無しさん@九周年:2009/01/18(日) 08:54:42 ID:sKlrkucw0
【参考資料:イマドキの経済人の"言葉"2】

鈴木修(スズキ会長)
「土曜休んで日曜も休む奴は要らない。8時間働けばそれでいいなど通用しない。成果で報酬がでるんだ」

秋草直之(富士通代表取締役会長)
「業績が悪いのは従業員が働かないからだ。」

御手洗冨士夫(キヤノン会長、日本経済団体連合会会長)
「偽装請負は法律が悪い」 「新卒社員は学生時代の成績で初任給に格差をつけろ」
「派遣労働が低賃金なのは当たり前。気ままに生活して賃金も社員並みというのは理解できない」

永守重信(日本電産社長) 
「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。
たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」

猿橋 望(NOVA創業者)
「労働基準法なんておかしい。今は24時間働かないといけない時代なのに」

折口雅博(日雇い派遣グッドウィル・グループ会長)
「日本で払う給料は、間違いなく中国で払うより高い。労働者が、もの凄く安いコストで働いているというようには私は思っていません」

中鉢良治(ソニー社長)
「需要減の影響が一番大きい。これほどとは思わなかった」「雇用を優先して損失を出すことが、私に期待されていることではない」




「文句言わずにもっと働け」としか言えない
無策無能ノービジョンの企業トップ達が、
さんざん人を機械か馬車馬のように働かせて、
使えなくなったらポイっと捨てて、
要らなくなったらポイっと捨てて、
で、「車を買ってね」とかそりゃ無理だわw
後の事も考えずに小泉改革マンセーだけで役割を果たしたと思ってる
スーパーエアヘッド達がトップやってるような日本はとっくに終了です。
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