Hyper Transport
AMDを中心に開発が進められた汎用の超高速チップ間インターフェース。コストや実装面積に合わせて柔軟に転送速度を選択できる点が特徴。必要に応じて、2/4/8/16/32ピットのデータ幅を選択できる。パラレル伝送に見えるが、実質的にはシリアル伝送である。1クロック当たり2回のデータ転送を行う(DDR、Double Data Rate)で、最新規格「HyperTransport 2.0」の最高動作周波数1.4GHz(2.8GHz相当)時には、32ビット幅・片方向で11.2GB/秒の転送速度が得られる。Socket754のAthlon 64/SempronのHyperTransportリンクは、片方向16ビット幅、800MHz(1.6GHz相当)、Socket 939用CPUは、片方向16ビット幅で1GHz(2GHz相当)となっている。
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