LPC
1990年代半ば、レガシーインターフェースであるISA(Industry Standard Architecture)の廃止の方法として、Intelが考案した内部バスの仕様。PCIバスの登場後もキーボードやマウス、シリアルポート、パラレルポートなどは、スーパーI/Oチップに集積され、ISAバスのサブセットであるX-Busに接続されていた。複雑で性能を低下させる、PCIとISAのブリッジ回路をチップセットからなくすには、ISAバスとX-Busを排除する必要がある。LPCはこのために導入された。ソフトウエア的には、従来のX-Busと互換性があり、OSやアプリケーションがこれを意識する必要はない。
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