雑記

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秩序の背後に過度の集団主義

日本の「秩序」疑問視も 中国メディア分析
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031801000760.html


 【北京共同】18日付の中国紙、21世紀経済報道は東日本大震災への日本社会の対応について、秩序ある態度を評価する半面、保守的で危機対応能力不足とも関連があると分析する評論を掲載した。

 震災発生直後、中国メディアは日本絶賛一辺倒だったが、福島第1原発事故の悪化を受けて対応を疑問視する声が出てきた。同紙は「危機でも混乱しない秩序性は文明の象徴だが、同時に保守的な民族性」と指摘。「秩序の背後には過度の集団主義があり、無限の個性を犠牲にしている」などと分析した。

 環球時報も「日本の災害対応能力に疑問」との見出しで外国メディアの日本に対する見方を紹介。日本には「精密な災害マニュアル」があるが、今回のような想定外の危機には「臨機応変に対応できない」とする韓国メディアの報道を伝えた。

 中国では、原発事故悪化にもかかわらず東京などで大半の日本人が普段通り日常生活を送っていることに驚きが広がっている。



一時は手放しで賞賛をしていた中国のメディアも、なかなか冷静になってきたようだ。

私は震災直後から日本を賞賛する海外メディアの報道に疑問だった。日本人を勘違いしている。
日本人は冷静でも秩序があるわけでもなく
互いに互いを監視し合ってきた”村社会”が骨の髄まで染み込んでいるだけだ。

誰かがものを買い占めだせば、それを横目に見ていた人間が私もいいよね、と真似をしだす。
どこかが何か(たとえばCM)を自粛すれば、一斉に自粛ムードになる。
西に避難する人がいれば、あいつは腰抜けだと非難する。(狭いネットの中での話だが)
募金する有名人がいると、あいつはまだだなとか言ってリストまで作り出す。(狭いネットの中での話だが)
放射能の雨が降ってこようが、お隣の旦那が出勤するなら、または上司が出勤するなら自分も出勤するだろう。(それは美徳かもしれない)

そういう民族なのだ。賞賛するほどのことでもない。
個性を潰して皆と横並びになることが尊ばれた教育の結果だ。それは大成功だった。
そして政府は今、この村社会的監視装置によって強固に支えられた横並び主義を一番恐れている。
何か真実を言うたびに針が極端に振り切れてしまうからだ。
 
 
「もし世界の終りが明日だとしても私は今日林檎の種子をまくだろう。」
 
 
これは日本人にとっては、自分で決めたことではなく、他人が決めたことなのだ。
 
 
 
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