遠距離武器/アルテミス

 
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 連射系の銃器と違い、□を押し続ける事によって、複数の敵にロックオンし、矢が自動追尾して攻撃する。これは、攻撃時に敵に横を向いていても背中を見せていてもいいわけで、ほとんど正面にしか攻撃できない他の銃器に比べてメリットと言える。
 1本の矢の威力は高くは無いが、7ヘルズ程度ならのけぞり(よろけ)効果もあるので、わらわら出てくる7ヘルズとの乱戦との相性は割と良い。
 だが、ロックオンのスピードもお世辞にも速いとは言えないので、これを単体として使用する場合は、時に「ロックオン待ち」という状況が発生する。移動しながら(それも歩きながら)ロックオンはできるが、その間はかなり無防備になる。
 結論を言ってしまうと、これは近接攻撃やジャンプ回避など他の行動と組み合わせて、追い討ちや反撃のけん制に使う武器だ。他の行動中にロックオンを重ねる事によって、「ロックオン待ち」のロスを無くす。それを如何に組み立てるか。なかなかテクニカルな武器だと思いませんか。

 では、「ながら」ロックオンの考察。まず、「近接攻撃をしながらロックオン」はなかなか難しい。近接攻撃中に□を放してしまうと、ロックはキャンセルされてしまい、矢も出ない。△を放した後に、□を放すという動作を指が覚える必要がある、というか指が攣りそう。
 そこでお勧めしたいのが「ジャンプ回避しながらロックオン」である。ジャンプの滞空時間を利用してロックオンしておくのだ。これはやり易いし、ジャンプに回避以外の意味が加わって無駄が無い感じがしてスタイリッシュに見える。
 「ながら」が苦手な人は、ネヴァンを使うといいかもしれない。ネヴァンは攻撃に蝙蝠や電撃による追加ヒットが発生するので、その隙にロックオンする事ができる。何よりもこの組み合わせは、見ていて楽しい。欠点は、どちらも攻撃力に欠ける事。

 ただ、幾ら工夫を凝らしたとしても、戦闘のテンポは独特になるし、体力が高い敵には不向きだし(出現個体数も少ないので、アルテミスのメリットが活かされない)、残念ながらこのゲームに於いては、火力でゴリ押しするのがプレイも早いので、ゴリ押しプレイに飽きた時にたまに使うとか、ステージ序盤で使うとか、使用場面は限られそうだ。

 レイストームぐらいロックオンが速かったらもっと使える武器だったのに。

 

マルチロック bookmark

 

 アルテミスの利点は「複数の敵を攻撃できる」点、この1点であり、わざわざ1体に矢を集中させる理由がない。ロックオンにかかる時間を考えても、他の遠距離武器を使用した方がよほど効率がいいだろう。
 もちろん1対1に持ち込んだ時に使うのはアリだ。攻撃の繋ぎに。あと、武器の切替が面倒な人が、1体に矢を集中させたいニーズは分かる気がする。

 

スフィア bookmark

 

 遠距離攻撃属性なのでブラッドゴイルを石化させるのに使えるかも知れないが、どちらかと言えばその後のアシッドレインを出したいが為に必要なだけの技だろう。
 この技もケルベロスアイスエイジ同様、発動中は球体の向こう側が視認できない。


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