雑記

http://gardener.hustle.ne.jp/diary/

国民ころすきか(東日本女子駅伝in福島)

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未来に続く道ってのは、誰もいなくなったこんな道か↓


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スタート&ゴール地点の福島市信夫ヶ丘競技場の場所
 
 
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文部科学省による航空機モニタリングの結果(改訂版)
(福島第一原子力発電所から100,120?の範囲及び宮城県北部
並びに栃木県南部の地表面に沈着したセシウム134、137の濃度の合計)
 
 
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http://t.co/Q3mIXyIb
 
 
未だ事故の終息していない、放射能が漏れ続けている福島原発100km圏内で女子に駅伝をさせるとか、正気の沙汰じゃない。
福島市は全体的にセシウム累積値だって高いし、ホットスポットが点在している可能性だってある。
主催者らは自分達が子供らに何をさせようとしているのか、考えるべきだ。
自分達の言う「続く未来」とやらに責任がとれるのか、考えるべきだ。
元気だの復興だの上っ面の言葉で済む時代などとっくに終わった。
わざわざ放射能汚染地域で駅伝をさせて、若い女性の健康を犠牲にして
(甘い言い方をすれば、健康をリスクに晒して)
得られるその感動とやらで一体どれだけの人間を本当に救えるのか。

選手が走る、観客が沿道を移動する、先導車、報道関連の車が走る事によって、地上の砂や埃が舞い上がり、
走っている人間、観客、運営、多くの人間がセシウムを吸い込む事になる可能性は十分予想できる。
吸入による内部被曝のリスクについてはバズビー教授の記者会見での質疑応答を再掲しておく。


記者:
 吸入する場合と経口摂取の場合で、内部被曝はどう違うか?

博士:
 人間は進化を通して、腸に入る不純物を排除する機能があるが、吸入したものに関しては排除機能が無いのでリスクの係数が高い。


 
 
中止しろなんて言わない。延期して場所を変えればいいだけだ。
どうしてこんな簡単な判断ができないのか。
どうして安全ばかりを秤にかけて凶悪なリスクを秤にかけないのか。

福島では事故が終息してからやればいいのだ。
その時こそが本当の復興のアピールになるのだ。
 
 
 
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食べて応援という馬鹿馬鹿しさ

最近よく見かける「食べて応援」という言葉。
思いは素晴らしいが、それは本当に応援している事になっていない。
それは、安全か危険かわからないものを、うやむやのまま受け入れる事を認めたと言うことに他ならない。
一度認めてしまえば、一握りのサンプル調査で安全と認められたものが出回り、口に入る事になる。
その結果、「もしも」があった時に損をするのは消費者だけだろうか。恨まれ、バッシングを受けるのは生産者だ。
国は検査はしていたからと見て見ぬふり。ブランドは失墜し、今度こそ誰も買わなくなるだろう。
国か自治体か流通、小売どこでもいい。全ての食品を検査し、放射線測定値をラベルで貼って販売すべきだ。
または食品の放射線量が測定できる機器を全国の各家庭に配布すべきだ。
これらは途方も無い事かもしれないが、それを支援するのが国や自治体の役目なのに、やろうとしない。
本当にやるべき事をしないで、食べて応援などという似非ヒューマニズムなスローガンで人の同情を買い、
汚染の実態をうやむやにしようとする!
この国の為政者には、自分の国が今やチェルノブイリを上回る被爆国だ(汚染を垂れ流す加害国でもある)という認識が無さ過ぎる。
もしくは、全てを諦めて絶望して、全てに無関心になって、放射能に汚染されていようが食べまくって、
仲良く国民総被曝して、相変わらず3.11など無かったかの様なゲスな番組と安全デマを垂れ流すテレビを病室で眺めながら
病苦の挙句に死に晒すのが被爆国に生きる人間の覚悟だとでも言うのだろうか。
 
 
 
3月15日 東日本大震災 最新情報 大塚キャスター被災地報告
4月14日 福島県いわき市のアスパラとミニトマトをトッピングした野菜カレー
5月06日 福島県いわき市産トマト
5月09日 福島県産しいたけ
5月12日 福島県川俣シャモの親子丼
5月30日 福島の甘こうじ味噌を使って作った肉じゃが
6月16日 福島県産さやえんどう
6月29日 福島県産スナップえんどう
7月7日  福島県産のほうれん草、キャベツ、トマトを使った冷やし粥を試食。
7月13日 山梨県産の桃の日川白鳳と夢しずくを試食し、それらと福島県産の卵「平飼い地養卵」を使ったケーキも試食。
7月28日 福島県産のしんたまごを使った料理をスタジオで試食。
8月3日  福島県産のつるむらさきを使った料理をスタジオで試食。
8月18日 福島県産の「あかつき」と「あづましずく」を使った料理をスタジオで試食。



「めざましテレビ」大塚キャスターが急性白血病で療養へ - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111106/trd11110623240015-n1.htm
「めざましテレビ」大塚キャスター、「急性リンパ性白血病」で療養へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111106-00000056-dal-ent



コメの放射性物質検査が「おおざっぱすぎる」 | 日刊SPA!
http://nikkan-spa.jp/85348
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1320659242/


「新潟県でも、水田の土壌調査は県内のわずか5か所で4月に調査した以降、まったく調査していないんです」



痛いニュース(ノ∀`) : 外人「日本人は頭おかしい。東電や政府がメチャクチャやってるのに暴動すら起きないんだから」 - ライブドアブログ
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1675366.html
外人「日本人は頭おかしい。東電や政府がメチャクチャやってるのに暴動すら起きないなんて・・・」
http://alfalfalfa.com/archives/4813065.html


「原発事故の被害者に対する賠償を円滑・迅速に進めるため」という名目で、9000億円の公的資金が東電に投入されのだという。ところが、この会社は冬のボーナスを支給されており、その平均は200万だという。
東京都が受け入れた瓦礫の処理をするのは、東電の子会社。焼け太りである。そのことを東電は認めたが、記者会見で質問した記者は東電から締め出された。
東日本には、福島を中心に日本の法律をあてはめれば放射線管理区域になる地域が多数あり、それは千葉、埼玉、東京にまで及ぶ。本来、そこで人は生活してはならない。にもかかわらず、この現実に対して政府は無視を決め込んでいる。それどころか、福島では今週末に女子駅伝が行われるのだという。
これからの日本を背負う若者が高線量の地域を走る、つまり息を深く吸い込みながら駆け抜けるのである。狂気の沙汰とはこのことだろう。


 

追記:
 
「食べて応援」は幻想だ|農家の婿のブログ
http://ameblo.jp/noukanomuko/entry-11097885967.html
 
 
 
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放射能検査をサボる自治体

自治体が検査をサボっているので、「流通している食品は安全」などというのは嘘です。
国が仕方なく抜き打ち検査って、じゃあ抜き打ちされてない食品は無検査だったって事だよね。
少なくともこのニュースが出る以前は無検査の食品が安全の顔して何ヶ月も出回ってたって事だ。

食品の放射性物質抜き打ち検査へ 産地100カ所実施ゼロ - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011082301001059.html


 福島原発事故を受け、政府が食品の放射性物質検査を求めた東北、関東などの14都県のうち、約100市町村を産地とする農産物は、7月末時点で一度も検査が実施されていないことが23日、厚生労働省への取材で分かった。同省は検査実績の少ない市町村産の食品を中心に、“抜き打ち検査”を実施する方針を決めた。

 厚労省幹部は「得られるデータは消費者にとって大きな指標。産地間で検査に濃淡があってはいけない」としている。

 14都県には600余りの市町村がある。地元産農産物が一度も検査されていない市町村が約100カ所ある一方、検査が10件以上実施されている市町村も約2割あった。

 2011/08/24 02:02 【共同通信】



asahi.com(朝日新聞社):食品の放射線、国が抜き打ち検査 6都県対象 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0824/TKY201108240109.html


 東京電力福島第一原発事故による食品の放射性物質の検査を巡り、厚生労働省は24日、検査実績の少ない自治体の食品をスーパーなどで買い上げて調べる「抜き打ち検査」を始めたことを明らかにした。厚労省幹部は「不足しているデータを補完することで、消費者に安心感を与えたい」と話している。

 食品の検査は、これまでに全国で約1万4200件実施されている。しかし、都道府県によって検査体制が異なり、品目や頻度にばらつきがある。

 このため厚労省は、検査頻度の少ない岩手、山形、宮城、埼玉、東京、神奈川の1都5県で生産された食品を流通段階で購入して調べることにした。過去に国の基準を超えた茶葉やキノコ類、果実、牛肉のほか、コメや卵など食べる量の多い食品を対象にする。



国が測定しないで、地方自治体に測定するように命令しているのが問題。
都道府県としては、自分の地域が汚れているとは言いたくないので、検査を拒否しているのだろう。
 
 
 
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絢爛汚染祭

さんざん被曝させといて今更汚染マップも糞もないだろうよ。
その前に少なからず情報を握っていた人間達が、出来ることは本当に無かったのか?
線量は落ち着いてきているとか、プルトニウムは遠くまで飛ばないとか、
私たちの体にはお守りがあるとか、希望的観測と幻想とオカルトを抜かしていた
東電、政府、安全デマ(自称)学者のみなさんはどうか責任を取ってほしい。
ろくに情報発信せずに、政府の広報機関と成り下がり、今もくだらない番組を垂れ流しているテレビ局も同罪だ。


8月29日
asahi.com(朝日新聞社):セシウム汚染土壌マップ発表 文科省、原発百キロ圏内 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0829/TKY201108290502.html


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 東京電力福島第一原発から半径100キロ圏内の土壌の汚染度を調べた初の地図を、文部科学省が29日公表した。全国の大学や専門機関が約2200カ所の土を採取し、事故から3カ月後の放射性セシウムの濃度を調べた。除染や避難区域の見直しなどの基礎資料とする。

 文科省の調査には延べ129機関、780人が協力した。80キロ圏内は2キロ四方、80〜100キロ圏内は10キロ四方に1カ所の割合で、それぞれ5地点で深さ5センチの土を採取。6月14日時点の、半減期が2年のセシウム134と、30年の137の値を出した。

 汚染度が高い地域は、原発から北西方向の半径40キロ圏内に集中していた。最も高い大熊町の1地点では、セシウムの合計値は1平方メートルあたり約3千万ベクレルに上った。


 
 
9月21日
asahi.com(朝日新聞社):放射性ヨウ素汚染マップを初公表 セシウムと同じ傾向 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0921/TKY201109210697.html


 東京電力福島第一原発事故によって放出された放射性ヨウ素について、文部科学省は21日、周辺の土壌の汚染マップを初めて公表した。放射性セシウムの汚染では、原発から北西に放射線量の高い地域が広がることが分かっていたが、改めて同じ傾向を示した。

 調査は6月から約1カ月間、福島第一原発から100キロ圏内の約2200カ所の土壌を採取し、日本分析センターや東京大などが分析した。ヨウ素は量が半分になる半減期が8日と短い。3カ月たつと約2千分の1に減る計算で、検出できたのは約400カ所だった。

 最も濃度が高かったのは20キロ圏内の福島県富岡町の地点で1平方メートルあたり5万5千ベクレルだった。30キロを超えて北西方向に高い地点が広がった。



9月28日
asahi.com(朝日新聞社):セシウム飛散、250キロ以遠にも 群馬の汚染地図公表 - 東日本大震災
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201109270600.html


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 文部科学省は27日、航空機を使って測定した放射性セシウムの蓄積量について、群馬県の汚染マップを公表した。東京電力福島第一原発事故によって飛散した汚染の帯が、250キロを超えて広がっていることが分かった。

 8月23日〜9月8日、県の防災ヘリコプターで測定した。汚染度の高い地域の帯は、原発から北西60キロ付近まで延びた後、南西に方向を変えて栃木県を越え、群馬県まで続いていた。文科省によると、放射性物質を含んだ雲が山地に沿って風に運ばれ、樹木や雨によって地上に沈着したと推測できるという。

 放射性物質の量が半分になる半減期が30年のセシウム137で最も蓄積が多かったのは県北部。原発から約180キロ離れたみどり市や桐生市などの山間部の一部で、1平方メートルあたり10万〜30万ベクレルにのぼった。250キロ離れた長野県境の一部でも3万ベクレルを超えた。チェルノブイリ原発事故では3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。

 群馬県内で蓄積量の多い山間地点の放射線量は毎時0.5〜1.0マイクロシーベルトで、このほかは0.5マイクロシーベルト以下だった。学校において、校庭の除染を行う目安は1マイクロシーベルト以上とされている。

 文科省は東日本全域で航空機による測定をしている。測定を終えた県の汚染マップを順次、ウェブサイトで公表している。


 
 
9月29日
asahi.com(朝日新聞社):セシウム汚染の帯、首都圏に 千葉・埼玉の汚染地図公表 - 東日本大震災
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201109290441.html


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 文部科学省は29日、航空機を使って測定した放射性セシウムの蓄積量について、千葉県と埼玉県の汚染マップを公表した。東京電力福島第一原発事故によって飛散した汚染の帯が、薄まりながら首都圏まで広がっていることが示された。

 両県とも9月8〜12日、ヘリコプターで測った。放射性物質の量が半分になる半減期が30年のセシウム137の蓄積量をみると、千葉県で高かったのは柏や松戸、我孫子、流山市などの県北部。1平方メートルあたり3万〜6万ベクレルにのぼった。他は木更津市の一部を除きほぼ1万ベクレル以下だった。チェルノブイリ原発事故では3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。ただし強制避難の基準は55万ベクレル以上。

 文科省によると、千葉県では、原発から放出された放射性物質を含んだ雲がいったん太平洋に流れ、再び茨城県の霞ケ浦付近を通り、埼玉県境まで広がったと推測できるという。

 埼玉県では、原発から250キロ離れた秩父市の山間部の一部で3万〜6万ベクレルにのぼった。放射性物質を含んだ雲が原発から南西方向に流れ、群馬を過ぎて、埼玉県に回り込み、地上に沈着したようだ。

 両県とも蓄積量の多い地点では放射線量が毎時0.2〜0.5マイクロシーベルトで、このほかの多くは0.1マイクロシーベルト以下だった。学校において、校庭の除染を行う目安は1マイクロシーベルト以上とされている。

 文科省は東日本全域で航空機による測定をしている。測定を終えた県の汚染マップを順次、ウェブサイトで公表している。


 
 
9月30日
福島第1原発:45キロ離れた飯舘でプルトニウム検出 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111001k0000m040094000c.html


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 文部科学省は30日、東京電力福島第1原発から約45キロ離れた福島県飯舘村を含む同県内6カ所の土壌から、同原発事故で放出されたとみられる毒性の強い放射性物質のプルトニウムが検出されたと発表した。事故後、同原発の敷地外でプルトニウムが検出されたのは国の調査では初めて。原発80キロ圏内の広範囲では放射性物質のストロンチウムも検出され、事故の影響が広範囲に及んでいることが改めて裏付けられた。

 ◇敷地外で初検出

 調査は6〜7月、原発80キロ圏内の100カ所の土壌で実施。同村と双葉町、浪江町の計6地点から今回の事故の影響とみられるプルトニウム238が検出された。多くの地点でプルトニウム239、240も検出されたが、事故の影響か特定できないという。

 文科省によると、いずれの地点も過去の大気圏核実験によって日本に降ったとみられるプルトニウムの最大値を下回ったが、238は事故前にほとんど検出されていなかったため、今回検出された238は、同原発でできたものと分析した。

 検出された最大濃度は、プルトニウム238が土壌1平方メートルあたり4ベクレル(浪江町)、239と240の合計で同15ベクレル(南相馬市)。飯舘村で検出された238は同0・82ベクレルだった。文科省は「人体に影響を及ぼす値ではない」としている。プルトニウム238の半減期は88年。東電などはこれまで、プルトニウムは放射性ヨウ素などと比べて重く、遠くまで拡散しにくいと説明していた。

 ◇79キロの白河ではストロンチウム

 一方、ストロンチウム89は約79キロ離れた同県白河市など半数近い地点で検出。半減期が約50日と短いことからいずれも事故による影響と分析した。最大濃度は同2万2000ベクレル(浪江町)。文科省は事故で放出された放射性セシウムとの分布の違いに注目、ストロンチウムは骨に沈着しやすい特徴があるため、追加調査する方針。

 松本純一・東電原子力・立地本部長代理は30日の会見で「避難住民が戻れるよう、どのような放射性物質があるのか調べるのは重要。政府と相談しながらサンプリングの方法を検討したい」と話す。



asahi.com(朝日新聞社):ストロンチウム、最大で事故前の6倍検出 文科省調査 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0930/TKY201109300553.html


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 東京電力福島第一原発の事故で放出されたストロンチウムとプルトニウムについて、文部科学省は30日、周辺の土壌の汚染マップを初めて公表した。ストロンチウムの沈着量は原発の20キロ圏内と北西で高い傾向だった。過去の大気圏内核実験で国内に降りそそいだ放射性物質の測定の最大値の6倍のところもあった。事故によるプルトニウムも原発の敷地外で初めて検出したという。

 調査は6月から約1カ月間、福島第一原発から100キロ圏内で土壌を採取。福島県内と県境の他県の市町村(59カ所)と原発周辺(41カ所)の計100カ所で、両物質の1平方メートルあたりの核種の量を分析。1980年代までの大気圏内核実験で日本に降った放射性物質の量と比べた。

 その結果、ストロンチウム90(半減期約30年)が最も高かったのは福島県双葉町(20キロ圏内)の5700ベクレルだった。文科省が1999〜2008年度に全国で測定した最大値950ベクレルの6倍。950ベクレルを上回ったのは8カ所あり、7カ所が20キロ圏内と北西方向に集中した。

 プルトニウムは238の最大値が4ベクレル、239と240が計15ベクレルで、いずれの地点でも事故前の観測での最大値を下回った。ただし、原発30キロ圏内と北西の6カ所で検出されたプルトニウムでは、核実験で検出されにくい238の比率が高いことなどから、今回の事故で新たに沈着したことが確認されたという。事故後これまでに福島第一原発の敷地内でしか、検出されていなかった。

 文科省は、最大値が検出された地点に50年間滞在した場合の被曝(ひばく)線量を計算。プルトニウム238は0.027ミリシーベルト、同239+240とストロンチウム90はともに0.12ミリシーベルトだったという。

 文科省は「プルトニウムやストロンチウムの沈着量はセシウムに比べ非常に小さい。今後の被曝の影響評価や除染対策はセシウムに着目するのが適切」としている。


 
 
10月6日
asahi.com(朝日新聞社):東京・神奈川含む汚染マップ公表 一部で1万ベクレル超 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/1006/TKY201110060625.html


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 東京電力福島第一原発の事故による放射能汚染について、文部科学省は6日、航空機から測定した放射性セシウム134と同137の土壌の蓄積量について、東京都と神奈川県を加えた汚染マップを発表した。東京は葛飾区や奥多摩町、神奈川では山北町など一部で比較的高い汚染が確認されたが、首都圏での広がりは見られなかった。

 調査は9月14〜18日、上空から放射線量を測定。地上の数地点で実際の土壌の濃度も調べ、両者の値から積算量を算出した。

 放射性物質の量が半分になる半減期はセシウム134が2年で、137は30年。長期に影響がある137だけの土壌の蓄積量でみると、1平方メートルあたり3万〜6万ベクレルだったのは、東京都は葛飾区と奥多摩町の一部で、神奈川県ではなかった。東京では葛飾区や奥多摩町に隣接する江戸川区、足立区、檜原村などの一部で1万ベクレルを超えたが、それ以外はほとんどが1万ベクレル未満だった。神奈川では山北町、相模原市緑区、清川村の一部は1万ベクレルを超えたが、それ以外の地域は1万ベクレル未満だった。チェルノブイリ原発事故ではセシウム137が3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。ただし強制避難の基準は55万ベクレル以上。


いつの間に、チェルノブイリとの比較で語られる安全。
「チェルノブイリと比べたら大丈夫だよね!」
「強制避難の基準よりは低いよ!」
SPEEDIを隠して避難区域を同心円で描いた政府は未来永劫許されない。
 
 
10月7日
放射性物質:乾燥シイタケに基準超のセシウム 静岡・伊豆 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111008k0000m040133000c.html


 静岡県は7日、同県伊豆市内で生産・加工された乾燥シイタケから、食品衛生法に基づく暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)の2倍超の1033ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。自主検査だったため、県は8日、改めて検査して対応する。


 
 
10月11日
asahi.com(朝日新聞社):年1ミリシーベルト超す汚染、8都県で国土の3% - 社会
http://www.asahi.com/national/update/1011/TKY201110110128.html


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 東京電力福島第一原発の事故で放出された放射性物質による被曝(ひばく)線量が年1ミリシーベルト以上の地域は、8都県で約1万3千平方キロ(日本の面積の約3%)に及ぶことが朝日新聞社の集計で分かった。環境省は10日に国の責任による除染地域を年1ミリシーベルト以上とする基本方針案を決めた。同省は当初、年5ミリシーベルト以上を基準とし、範囲を福島県内約1800平方キロとしてきたが、7倍に膨らむ計算だ。

 航空機による文部科学省の放射線量の測定結果を基に、環境省が事故による追加の被曝量が年1〜5ミリ(毎時0.19〜0.95マイクロシーベルト)の地域の分布図を作製。福島県は8月28日、他の地域は9月18日現在の線量別の面積を朝日新聞社で計算した。

 その結果、福島県は5ミリ以上の約1800平方キロに加え、1〜5ミリの地域が約6200平方キロ。同県の面積(1万3782平方キロ)の6割にあたる約8千平方キロが除染の対象となる。

 残る7都県に5ミリ以上の地域はなかったが、1〜5ミリは群馬県で約2100平方キロ、栃木で約1700平方キロ、宮城、茨城が各約440平方キロ、千葉が180平方キロと続き、東京と埼玉は20平方キロ前後だった。山形と神奈川は1ミリ以上の地域は分布図になかった。


 
 
10月12日
asahi.com(朝日新聞社):横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/1012/TKY201110110626.html


 横浜市港北区のマンション屋上の堆積(たいせき)物から、195ベクレル(1キロあたり)のストロンチウムを、民間の分析機関が検出した。東京電力福島第一原発事故で放出されたとみられ、結果の報告を受けた横浜市は、再検査を始めた。

 検出されたのはストロンチウム90(半減期約30年)。文部科学省の調査では福島県内や宮城県南部など福島第一原発から100キロ圏内で検出されているが、約250キロ離れた横浜市内では初めて。

 場所は築7年の5階建てマンション屋上。7月、溝にたまった堆積物を住民が採取し、横浜市鶴見区の分析機関「同位体研究所」で測定した。放射性物質が蓄積しやすい条件とみられるため単純に比較できないが、4〜5月に福島市内の土壌から検出された77ベクレルと比べても高い値だ。

 同じ堆積物からは6万3434ベクレル(1キロあたり)のセシウムも検出。私有地であることを理由に公表していないが、市衛生研究所でのセシウムの再検査でも、同じ堆積物から10万5600ベクレルが検出された。



放射性物質:横浜でストロンチウム検出 80キロ圏外初 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111012k0000e040037000c.html?inb=yt


 横浜市港北区のマンション屋上で、放射性物質のストロンチウムが検出されたことが、民間分析機関の調査で分かった。同市は調査結果を受けて再検査を始め、近く結果がまとまる見通し。東京電力福島第1原発の80キロ圏外でのストロンチウム検出は初めて。

 マンション屋上にたまった堆積(たいせき)物を住民が採取し、8月に「同位体研究所」(同市鶴見区)で測定したところ、ストロンチウム90(半減期約30年)を1キロ当たり195ベクレル検出。9月中旬、市に連絡があった。

 横浜市は福島第1原発から約250キロ。ストロンチウムはこれまで福島市など80キロ圏内では検出されていたが、文部科学省原子力災害対策支援本部は「横浜での検出は確認中だが、検出されれば80キロ圏外では初めて」と話している。

 市は当初、ストロンチウムの検査は予定していなかったが、研究所の調査結果を受け、区内3カ所で測定を進めている。

 ストロンチウム90は文科省の3月下旬〜5月上旬の土壌調査で、福島第1原発から29キロの福島県浪江町で250ベクレル、36キロの飯舘村で120ベクレル、62キロの福島市で7.7ベクレル検出されている。



東日本大震災:前橋の大気中、降下物からセシウム 5カ月ぶり検出 /群馬 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20111012ddlk10040259000c.html?inb=yt


 県は11日、前橋市上沖町で10〜11日に採取した大気中の降下物を検査した結果、1平方メートルあたり7・8ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。降下物から放射性物質が検出されたのは、5月6〜7日の採取分以来約5カ月ぶり。県は「今後の検査次第だが、今回の検出だけでは要因は何とも言えない」と説明している。

 県によると、検査はふたのない容器を屋外に1日置いて降下物を集め、容器の内側を洗浄した水の放射性物質を調べている。最後に検出された5月6〜7日の採取分からは、放射性ヨウ素が同2・6ベクレル、放射性セシウムが同11・7ベクレル検出されていた。今回の検査で放射性ヨウ素(検出限界値は同4・9ベクレル)は検出されなかった。



<空間放射線量>世田谷区道で区の安全目安の11倍検出 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111012-00000103-mai-soci


 東京都世田谷区は12日、同区弦巻5の区道で、国際放射線防護委員会の基準などを基に区が独自に算出した安全の目安とする空間放射線量(毎時0.23〜0.25マイクロシーベルト)の約11倍にあたる最大毎時2.70マイクロシーベルト(6日現在)を測定したと発表した。区は「通行するだけでは身体に影響はない」としているが、住民の不安に配慮し、周辺を立ち入り禁止にする緊急措置を取った。

 ◇区の安全目安の11倍

 区環境保全課によると、区民が3日、区道の歩道部分を簡易測定器で測定し「放射線量が高いようだ」と報告。区が圧力洗浄した後、6日に9カ所を測定したところ、0.08〜2.70マイクロシーベルトを検出した。地上5センチ、50センチ、1メートルの3段階で5回測定し、その平均値を出した。

 区道は住宅街にあり、区立松丘小の通学路に指定されている。歩道部分は車道より低くなっていることから、同課は「雨水が集まり、放射線量が高くなった可能性がある」としている。今回の結果を受け、区は子供の安全確保のために今月下旬〜11月、区内にある258カ所の公園の砂場で空間放射線量を測定することを決めた。

 区道で測定された2.70マイクロシーベルトは、1日のうち屋外で8時間、屋内で16時間過ごした条件で計算すると、1日の被ばく量は38マイクロシーベルト。年間で14ミリシーベルトとなり、国が避難の基準としている年間20ミリシーベルトは下回る。

 労働安全衛生法の電離放射線障害防止規則では、外部放射線と空気中の放射性物質による実効線量の合計が3カ月間で1.3ミリシーベルトを超えるおそれのある区域は、放射線管理区域に指定するよう定めている。1時間当たりに換算すると毎時2.60マイクロシーベルトで、通常、原子力施設などではこの値が管理区域に設定する基準となっている。


民家の瓶だったようですが、いつから置いてあったんだろう?
世田谷はもともと放射線管理区域でしたとさ。
このようなケースもあるので、ひとつひとつ調査して潰していくしかない。
 
 
10月13日
asahi.com(朝日新聞社):船橋の公園で5.82マイクロシーベルト - 社会
http://www.asahi.com/national/update/1013/TKY201110130183.html


 千葉県船橋市の総合公園「ふなばしアンデルセン公園」の一角を市民グループが調べたところ、毎時5.82マイクロシーベルトの放射線量が検出された。市は13日、検出場所の周囲を立ち入り禁止にし、確認のため放射線量を測定する。2階建ての施設の雨どいを伝って雨水が落ちる地面から高さ1センチの地点で、入場者が立ち入るところではないという。




10月14日
東京新聞:葛飾の市民団体 231カ所線量調査 56地点で高濃度:東京(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20111014/CK2011101402000022.html


 葛飾区の市民団体「葛飾青空の会」が区内の民間施設など231カ所で、独自に放射線量を調査した結果、56カ所で毎時1マイクロシーベルト以上が測定された。このうち8カ所は同3マイクロシーベルト以上だった。区は学校の砂場などで測定や除染を進めているが、同会は「民間建物の除染も必要」とし、調査対象の拡大と、その調査結果を踏まえた除染を区に要請する。

 同区は福島第一原発事故後、子どもが出入りする学校のプールや砂場などを調査、放射線量が高い砂場の除染を進めている。

 同会は区の調査対象に含まれていない場所で、雨どいの排水口付近の空間放射線量を調査。都が市区町村に貸与しているのと同機種の簡易測定器を使って、道路や民家、アパート、工場敷地など、区東部を中心に231カ所を測定した。調査期間は7/30〜8/20。

 その結果、最も高かったのは区東部の農業施設で測定された毎時5.47マイクロシーベルト。放射線汚染区域は北東部を中心に区内全域に分布しており、特に工場やアパートなど規模の大きい建物の排水口付近で高い傾向が出た。

 同会は18日、青木克徳区長に調査結果を説明する予定。吉川方章代表は「放射性物質が付着する屋根が広い建物ほど測定結果が高く、屋根の除染が必要。われわれのは簡易測定なので、区に合同で再調査してもらいたい」と話す。



横浜市検査でもストロンチウム検出 港北区の側溝
http://www.asahi.com/national/update/1014/TKY201110140533.html


 市民から「放射線量が高い場所がある」との指摘を受けて周辺の土壌の検査を進めていた横浜市は14日夜、港北区大倉山5丁目の道路の側溝の堆積(たいせき)物から1キロあたり129ベクレルの放射性ストロンチウムを検出したと発表した。ストロンチウム89と同90を合わせた値。同じ物から放射性セシウムも3万9012ベクレル検出した。

 また、同区新横浜3丁目にある噴水(停止中)の底の部分にあった堆積物からもストロンチウム59ベクレル、セシウム3万1570ベクレルを検出した。結果について市は「東京電力福島第一原発の事故に由来するものと考えている。危険性を判断できない。国と協議したい」と説明した。

 港北区は福島第一原発から約250キロ離れている。



「ストロンチウム飛来ない」見解修正
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001110140003


 横浜市港北区のマンション屋上からストロンチウム90が検出された問題で、山田正人副市長は13日、「ストロンチウムは重いから横浜に飛んでこない」と言い続けた市の見解について、「必ずしも放射能の知識を十分に習得していたわけではない」と説明し、遠回しに修正した。この日の市議会決算特別委員会で答弁した。

 豊沢隆弘保健所長が11日の同委で「ストロンチウム90は半減期が長く、核実験の影響で1960年代には高い濃度で出た。最近でもわずかに検出されている」と原発事故との因果関係を否定するような答弁をしたこともやり玉に。「築7年のマンションに、30年以上前の核実験の影響はあり得ない。根拠のない無責任な発言だ」との批判を受けた。

 山田副市長は「我々の知見は十分ではない。保健所長もその時点におけるベストを尽くした答弁をしている」とあいまいな答弁で締めくくった。


 
 
パニックや風評を恐れて公表しませんでした〜とかよく言うが、
じゃあ、パニックにならないで、その結果被曝しちゃった人達への責任は
どう取るつもりなのか?取れるのか?さらさら取る気も無いのか?
日本は怨霊の国である。
逃げ遂せるものか。日本人の怨念を舐めてはいけない。 
 
 
 
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マスコミの自己保身で国が滅ぶ

中国鉄道事故より悪質な日本の事故隠蔽
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7901

【カイロ発】中東で確信する「政・財・官・報 独裁ニッポン」
http://news.livedoor.com/article/detail/5840876/

鉢呂経産相が福島原発周辺を「死の街」と言ったのは正しい
http://news.livedoor.com/article/detail/5850197/


福島原発事故のせいでゴーストタウンになってしまったのだから、それをゴーストタウンと言って何が悪いのか。
福島原発の周辺には高濃度でしかも半減期の長いセシウム137などが降り積もっているのです。
人が住めますか?
まさに死の街ではないですか。



鉢呂経産相辞任 記者クラブに言葉狩りされて
http://news.livedoor.com/article/detail/5852621/

「鉢呂経済産業大臣辞任」の不可解
http://news.livedoor.com/article/detail/5856302/

マスコミの単純反射メカニズムが作り上げた鉢呂発言問題の顛末
http://news.livedoor.com/article/detail/5855469/


「死のまち」とはなにごとかと、全体の文脈とは離れた単眼思考が記者たちに広がりはじめる。やむなく故郷を離れざるをえなかった人々の、望郷の思いを断ち切るような冷酷な言い方であり、大臣の資質に欠けるのではないか。「死のまち」という言葉だけを切り取れば、たしかにそうだ。

誰かがそれを問題にして書きそうな気配を見せると、特オチを恐れて記者クラブの全員が一斉に走り出す。それを受けて本社デスクはさっそく福島の住民や町長らの声を取材するように指示する。

話の全体を知らないで「死のまち、と言ったそうですがどう思いますか」と記者に問われれば、誰だって誘導のまま「それはひどい」と言うだろう。



鉢呂経産相がんばれ 「原発はゼロになる」 上関原発事業中止検討! 読売・産経の攻撃開始
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/99d700e0eb62d004892b99e4792046b6


松本龍はただの恫喝だったけど今回は違うでしょ。
「悲しみの街でした」とか叙情的に言えば良かったのだろうか。
政治家に求められるのが文学的表現だったとして、それで復興ができるのか?
ろくに事実を報道せず、臭いものに蓋をし、やってる事は言葉狩り。
わざわざ記者になって、やってる事は言葉狩り。ジャーナリズムは死にました。
大臣の首が替わることによる政治の停滞。
特オチが恐い?マスゴミ馬鹿記者共の自己保身で国が滅ぶ。


ロシア爆撃機が「日本1周」 首相訪問時に福島沖も飛行 前代未聞の露骨な挑発
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110909/plc11090901300002-n1.htm

下らない騒動をしている間にも、諸外国が虎視眈々と日本を狙っている。
 
 
 
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睡眠障害対処 12の指針

【レポート】休日の寝だめは赤信号、遅寝早起きはオススメ! 「もはや国民病」睡眠障害の現状と対応 | ライフ | マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/09/07/sleep/index.html

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結論:
眠たくなった時に寝る。決まった時間に起きる。
ただし、眠れない時は無理に寝なくてもいい。
  
 
 
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誰も知らない(Nobody Knows)

がんばります福島県農業!二本松農園ブログ 第2ドイツテレビ(ZDF)の放送内容について〜取材の実際について〜
http://nihonmatufarm.blog65.fc2.com/blog-entry-306.html

「世界もおどろく日本の基準値2000ベクレル」にだまされるな | 放射線が目にしみる
http://greenlig.jugem.jp/?eid=26

秀逸なコメント↓

竹, 2011/09/05 11:36 AM
別にセシウムなど余り心配していません。しかし、今回の福島の事故は3種の核種のうち、アルファとベ−タの核種が多量に環境にでている、実際にガンマ−線の線量が低くともベ−タ−線を計ると4倍の線量がでるスポットがある。自動車のエアフィルタ−も同様。

食物・呼吸に於いてより大きな問題はガンマ−ではなく他の核種であり、その臨床が日本で取られている。事故前のアルファ核種の摂取は記憶が正しければ。3ベクレル/キロと学術的に示されていたと思います。

今、ベラル−シなどの被曝症状?の出現より、早くそれも広範囲で炎症疾患が15%増えていることに注目しています。
放射能の拡散はケ−スにより大きく変わる、本当はどの核種がどれだけ放出され、どのように分布しているのか?調べるべきだろうと思います。
それは放射能の影響だけなく重金属としての人間に与える影響も有るのですから。
危険か危険でないか?誰も真実は知らないのというのが現在の日本でしょう。




(参考) 放射性核種に係る日本、各国及びコーデックスの指標値
(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/export/e_info/pdf/shihyo_0901.pdf

今回出てる核種はアルファ線やらベータ線を放出してるじゃない。
だから飛行機に何回乗ったとか、ラドン温泉に入ったとか、
カリウム40たっぷりのバナナを食べましたとか、
そもそも人体からも放射線発してるとかいうのは違うと思うのよね。
だってみんなガンマ線じゃない。
何が言いたいかって、放射線「量」の問題じゃないのよ。
だから日本の基準値は他国よりむしろ厳しいとか言われても、
それが事実だとしても、はーそうですかーな感じなのよね。
しかも放射性セシウムなんて、筋肉や内臓全身に広がって、
3ヶ月もかかって取り込んだ半分程度しか排出されないのよ。
半減期30年かかるやつが、その間放射線出しまくりよ。
でもって、細胞がベータ線ダイレクトキャッチなわけ。
 
■使用済み燃料に含まれる代表的な放射性物質 
放射性物質放射線の種類半減期
プルトニウム239アルファ線2万4100年
セシウム137ベータ線30.1年
ストロンチウム90ベータ線28.8年
クリプトン85ベータ線10.8年
セシウム134ベータ線2.06年
セリウム144ベータ線285日
バリウム140ベータ線12.8日
ヨウ素131ベータ線8.02日
キセノン133ベータ線5.24日

 
 
武田邦彦教授「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」:ハムスター速報
http://hamusoku.com/archives/5834745.html

痛いニュース(ノ∀`) : 「たかじん」番組内で、武田教授が「東北の農作物は健康壊す」発言→抗議電話35件、一関市長も抗議メール - ライブドアブログ
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1661985.html

武田教授の「東北の野菜は健康を害す」発言に一関市長が抗議のメール | ニコニコニュース
http://news.nicovideo.jp/watch/nw111127


「今(東北で野菜や牛肉などを)生産するのが間違っている。(土壌が)キレイになってから生産しないと」



「大変に悲しい現実なのだが、東北の人とか福島の人を助けるには牛肉を食べるのではなくて、別の方法を断固として政府は取らないといけない。まず国土をキレイにして、除染をしてから、取り組むという固い決意がないといけない」



「私は、農家の方とかを全力で救う必要があると思う。我々の同胞だから。救うのは僕らが被曝することじゃない。農家の方が一年休業しても大丈夫なようにちゃんとやる。これは日本国のプライドとしてやりたい」



辛坊氏が「もう一度聞く。『東北の野菜とか牛肉を食べたら僕らはどうなるの?』」と重ねてたずねると、武田教授は「健康を壊す。我々の宝の日本の子どもの健康を壊すことは絶対にやってはいけない」と語り、会場をどよめかせた。


 
つーかね、放射能から子供を守れって言うけど、大人だって放射能は嫌です。
子供をダシに使うぐらいなら、大人だって被曝したくないと正直に言いましょう。
(もちろん真剣に子供を守ろうという人もいます。)
 
基準値より、高いから危険で、低いから安全かなんてのは、
まだ半年しか経ってない現状では全く分からないわけで、
その中で、東北の野菜を食べるか食べないかは、人それぞれで
そこは選択の自由が有ってしかるべき。
 
ただ政府(東電)は、東北の農家の方に生産をさせるなら、売れなかった場合も、
相当の補償をするべき。
 
安全か危険かはっきり分からない現状では、政府は安全だけではなくリスクも伝えるべきで、
(基準値より低いから安全です。風評に惑わされず云々〜みたいな言い方ではなくて)
それをしないで、市民に安全か危険かの答えの出ない二者択一の議論で疲弊させて
(もちろん重大なテーマではあるので議論は有ってしかるべきなのだが)
消費者が「危険だ!」と言った時に、生産者が「(頑張っているのに)けしからん!」と抗議するような
言葉狩りになりかねない現状を放置している。
で、武田教授のような独特かつはっきりした物言いをする一般人(大学教授だって所詮一般人ですよ)が、
なぜかストレスの捌け口というか、矢面に立ってしまう(立ってない?)のを見るとなんだかなーと思う。
権力を持たない一市民の発言に一々目くじら立てたってな〜んも変わらんでしょ。↓↓↓ 
 
追記:

武田教授発言、岩手・一関市長「放置できない」 市には抗議疑問視のメール殺到
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1315400037/
 

 読売テレビ(大阪市)が4日放送した「たかじんのそこまで言って委員会」で、中部大の武田邦彦教授が東北地方の野菜や牛肉を「健康を害するから捨ててもらいたい」と発言し、岩手県の勝部修・一関市長が抗議のメールを送った問題で、一関市には7日朝からメールが殺到、大半は市長の対応を疑問視する声だった。勝部市長は産経新聞の取材に応じ、「私の真意が伝わっていない。放置できない問題」との認識を示した。武田教授から返信はなく、7日、再度メールを送ったことを明らかにした。(藤原保雄)

 7日は午後5時までに254件のメール、6件の電話が寄せられた。大半が「市長名の抗議は行き過ぎではないか」「抗議先が間違っている。国や東京電力に抗議すべき」と市長の行動を疑問視する意見だったという。




代弁ありがとうございました。
 
 
 
さらに追記:

武田邦彦 (中部大学): 一関市長さんへのご返事
http://takedanet.com/2011/09/post_d44c.html
 
 
 
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菅「震災しっかり対応できた」→お前ん中ではな

菅氏「震災しっかり対応できた」=在任452日で終止符
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110902-00000031-jij-pol


 1年3カ月にわたり政権を担った菅直人首相が2日午前、枝野幸男官房長官や首相官邸スタッフらに見送られて官邸を後にした。花束を受け取った菅氏は「東日本大震災発生後は、皆さんのおかげでしっかり対応できた。ありがとうございました」と笑顔であいさつした。
 国会で野田佳彦新首相が指名された後も組閣が延び、菅内閣が「職務執行内閣」として継続。在任日数は452日間だった。 




僕からも花束です。


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最後までズレっぱなしでしたね。
結局、権力者ってーのは現実から隔離されたところで生きてるのな。
まあ「皆さんのおかげで」ってところだけは評価しときます。
 
 
 
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叶わぬ夢

震災で最近まじめな事しか書いてなかった。
このブログは古いエントリー見れば分かると思うけど、
低俗で下品に満ち溢れている。元来私はそういう人間だ。

で、突然だけど私はAKBが好きだ。
で、申し訳ないんだけどフジテレビのスマスマを見てしまった。AKBが出るから。
(テレビは捨てたんで、ワンセグで見た。)
いい画が2chで拾えたので保存しとく。

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いや、僕はあっちゃんとか、ゆきりん押しなんだけど、
今日は玲奈さんがなんか素敵だったんで思わず保存してしまった。

こーゆう黒髪さらさらロングの女の子に
突っ込み気味のキスをされてみたいものだ。



まあ、僕には一生無理だけどね。
 
 
 
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映画「ツリー・オブ・ライフ」感想

久し振りに映画館で映画を観て来ました。感想を。
※ネタばれを含みますが、そもそもこの映画にはストーリーというほどのストーリーはありません。

この映画は、ストーリーの部分と、スピリチュアルパートに分かれています。
オープニングは冒頭から名画の予感だったのですが、その後、何故か地球の海・山・川・空の景色や、宇宙の描写が入ります。
セリフも無く、(時にはBGMも無く)異様に長くて、ヒーリングビデオを観ているかのようで
延々とこれが続いたらどうしようか、帰ろうかと思うぐらい不安になりましたが、
どうも、宇宙の誕生から主人公が生まれて来るまでを描きたかったようです。
なんとも壮大ですが、はっきり言って冗長で意味不明でした。
まさか、ブラピとショーン・ペンの映画を観にいって、恐竜を見ることになるとは思いませんでした。
この映画は時間が長いのですが、この辺をバッサリとカットしたら丁度いい尺になったかもしれません。

しばらく我慢すると、やっと人間が登場して、ドラマが始まるのですが、
ここからはさっきのスピリチュアルパートですっかり脳が刺激を求めている状態になっていたせいか、
どんな些細な展開でも結構のめり込んで見てしまいました。
まあ、ドラマパートのカメラワーク、BGM、演出は素晴らしいと思います。

■世界はインチキだ

ドラマパートのほとんどが主人公(ショーン・ペン)の幼少〜少年期の回想です。
(ショーンペンの出番はそれほど多くないし、セリフも少ないですが、存在感がありました。)
幼少の頃は親に愛され、天使のような存在だったのに、少年になって、世界はインチキだという事が分かってきて、
次第にグレていきます。尊敬していた親(ブラピ)にも次第に反抗を示すようになります。
矛盾した世界に気づき、悩み、苛立ち、葛藤する。善か悪か。
人間なら、成長する過程で誰しもが通る道で、ストーリーとしてはありふれているじゃないか、と思うのですが、
でも何故かグイグイ引き込まれて見てしまうのは、もちろん演出のうまさもありますが、
悪を知って、次第に目つきが変わっていく子役の演技も光っていました。
もしかして、子役の成長に合わせて何年もかけて撮影したんじゃないかと思うぐらい、
変貌していく(成長していく)様子を丹念に描いています。


■和解できるアメリカの家族

主人公を取り巻くストーリーもありふれています。
主人公の父(ブラピ)は優しい母とは反対に威厳を持って、子供に対しては厳格に振る舞いました。
長男である主人公には厳しく、時には暴力的に当たります。それは、世俗の中で「成功」してほしかった、
(「成功」できなかった)自分のようにはなって欲しくなかったからなのですが、
子に過剰に自分の夢を押し付けると、逆にグレてしまうというのは世界共通のようです。
ですが、彼らはある出来事をきっかけに和解しました。
日本ではできないと思ったのは、親と子が素直に自分の気持ちを告白し、和解できるところです。
親子で表面的なコミュニケーションしか取れない日本だと、一旦不仲になるとそのままではないでしょうか。
(あ、それは自分だけか)
何か、「これがアメリカの家族だ」的な強い絆のようなものを感じました。「大草原の小さな家」的な。


■芝生はアメリカ人のステータス(ってどっかで読んだ)

あと、この映画は「家」のシーンが多い、ほとんどのドラマが家の中で起こる。
そして、アメリカの家族がいかに庭の「芝生」を大切にしているかが分かる。
主人公達(兄弟)はいつも芝生で遊ぶ。芝生を走り回り、寝転がる。
母親は洗濯物を干す。父親は肉を焼く。家族団らんも芝生で行われる。
親は子に芝生の手入れを教える。雑草の抜き方だの芝生の長さだの細かい。
屋根裏部屋付き一戸建ての家、きれいに手入れされた芝生の庭。
そこそこの車(劇中の車がどのレベルのものかは私には分からない)。
これが、一般的なアメリカの家族のステータスなのだろうか。


■モルダウを聞くためだけに金を払ってもいい

この映画はカーチェイスや爆破といった、派手なシーンも(もちろん)無く、ストーリーも地味で、
何よりも、放送事故寸前の意味不明で冗長なシーンも随所ありで、
全体の評価としては、悪くも無かったけど、特別良くも無かった。
自分は感受性豊かではないので、こういう映画はあまり性に合わないのだろうが、
「考えるな、感じろ」を実践できる人にとっては最高の映画かもしれない。
なんでもカンヌ映画祭のパルムなんとか受賞らしいけど、こういう何か思わせぶりで、
崇高なテーマがありそうで、描写が変態的に丹念なのがやっぱりウケルようだ。

最後まで見ても、ショーン・ペンがどうなったか、どうするのか全く分からないし、
「ただ、主人公が昔を懐かしんだだけでした」って感じもするけど、
実は、主人公も死んだのか?と思う描写もあったりする。何故か心臓モニターみたいな音が聞こえたり。

世俗に生きるか、信仰に生きるかという選択は、日本人にとっては馴染みが薄いだろうが、
選択することなんてできないだろうという事は分かる。選択すれば極端な人生が待っている。
実際は多くの人はその間でバランスを取って生きているはずだ。
主人公も、これからもそうやって狭間で生きていく(生きていれば)という話なのかもしれない。


個人的には、予告編で流れてた「モルダウ」が聞きたくて、観にいったようなものなので、
これが聞けただけで金を払う価値はあったと思う。音楽と映像もマッチしていた。

名画と呼ぶに相応しい手触りもありつつ、なんとも惜しい映画である。
 
 
 
なんか最初と最後で口調が違う・・ 
 
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フジテレビ抗議デモ、参加するか、しないか

ただのメモ。

ビートたけし『韓流がいやなら見なきゃいいんじゃねーか』
http://livedoor.blogimg.jp/amosaic/imgs/c/4/c418565d.jpg

マツコ・デラックス 『フジのデモは新右翼の人達だよ』
http://www.youtube.com/watch?v=j2U8xQDNQF8

テリー伊藤 『高岡蒼甫は病んでる』
ミッツ・マングローブ 『ネットは仮想敵国を作りたがる。まるで子供のケンカ』
http://www.youtube.com/watch?v=Fyb6eW053rc

ナイナイ岡村 『見たくないなら見るな、つぶやくな』
http://www.youtube.com/watch?v=M7vu2xd9xPY

ロンドンブーツ田村淳 『(韓流の番組を)見ないと言う選択で良くない?』
『君の家…TVのチャンネル1個しかないの?あと電源切れないテレビなの?』
(田村のツイッターより引用)

浜村淳 『韓流映画とかね、K-POPとかね、KARAや少女時代がウケるのかよう
考えてみいや。面白いからや』
(ラジオ番組「ありがとう浜村淳です」MBSラジオ)

内田裕也 「嫌韓デモやる暇あったらボランティアやれ!Rock'n Roll」
http://www.j-cast.com/tv/2011/08/11104240.html

山野車輪・「マンガ嫌韓流」作者 『フジテレビデモ参加者は劣化保守』
(8月10日二コ生公式)
http://www.youtube.com/watch?v=Hiqa-F460K0 5:30〜7:30)

茂木健一郎・脳科学者 『韓流のどこが悪い。グローバリズムの時代だぜ』
『幼稚な自国文化主義は、日本をますます弱体化させるだけです』
(茂木のツイッターより引用)


フジテレビが批判されるべきたった一つの理由
http://anond.hatelabo.jp/20110816115749


別にデモなんかしなくても、中からぐずぐずと腐っていくので、放おっておいたらいかがでしょうか。

 
最近の自分の中の意見はこれ。
道端のうんこをどうするか真剣になっても仕方ないので、
うんこの事は忘れて、うんこの事は自分の中でさっとパージして、
他の放送局を守りましょう。
いいんじゃないですか?韓流。好きな人もいますし。
地上波に韓流チャンネルができたって認識でいいんじゃないですか。
 
 
フジテレビ論争が幼稚になる理由
http://media.yucasee.jp/posts/index/8577


フジテレビを擁護する側の言論が「見なければいい」という意見で終始している点で、議論が成熟していかない。


いきなり核心突いてた。
追記:でも、今は諦めにも似た「見なければいい」が心にすっと入ってくるw


「韓流ブーム批判」と「デモ」はなぜ起こったのか?
http://news.nicovideo.jp/watch/nw101491


「別にフジテレビだけが突出していない。はっきり言って、各局みな韓流コンテンツを取り上げている。お手軽に安く番組をつくれる。放送局の人間は、携帯コンテンツなどで金を儲けることにものすごく力を入れている。本来視聴者に提供すべきコンテンツは適当に流して、金儲けのために公共の電波を私物化している。伝統的なメディア批判かもしれないが、一つの形として出ている気がする」




これは真偽不明だが↓

665 :名無しさん@恐縮です:2011/07/31(日) 06:12:12.25 ID:C2otvHFE0
俺フジの番組作ってる小さな制作会社のディレクターやってるけど
韓流好きだよ韓国の話題番組に入れると報酬もらえるから
番組のたびに韓国の話題やればかなり収入に余裕ができる
たまに接待でデビュー前の研究生?の女の子と遊べるし
韓流ブームが終わると困るし他の業界関係者もこんなおいしいこと終わらせようとはしない
金と女・人間の欲求を満たすことができるからね
日本人はそんなに怒る必要ないよ
韓国人の税金と女が日本に注ぎ込まれてるんだからwww


 

結局これも原発と同じで、メディアx権力x金なんだよなあ。
 
 
 
 
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2011/7/20 バズビー博士記者会見 文字起こし

2011/07/20に行われ、ニコニコ生放送でも放送された「放射線リスク欧州委員会(ECRR)クリス・バズビー博士記者会見」の文字起こしです。
※英語からではなく、通訳の聞き取りです。口語調の言い回しは多少修正しています。

主催:自由報道協会
http://fpaj.jp/

会見の概要:
「犯罪的なくらい無責任」欧州放射線リスク委員会のバズビー博士が政府を批判
http://news.nicovideo.jp/watch/nw91091?ref=live_description

博士:

 私はECRR(放射線リスク欧州委員会)の代表です。
 このECRRと言うのは独立した機関(組織)であって、同僚達は皆、放射線を研究している学者、研究家ばかりです。
 20年間のグループの研究ですけれども、結論としては、今までのICRPのリスクモデルは、内部の放射性物質の被曝に関しては、非常に危険なモデルであるという事です。
 理論的には、研究してみると、放射性物質(核種)が体の中に入っていくと、かなり深刻な破壊を及ぼすことがあります。
 標的はDNAなんですけれども、DNAを破壊すると、癌や、お産の時の異常とか色々な病気が出てきます。
 吸収線量という概念があるのですけれども、内部被曝は吸収線量が非常に低い線量で起きてしまいます。
 ECRRの最初のリスクモデルは2003年に発表しました。
 それは、内部被曝を実際にした人達の疫学的な調査によって基づいたものです。
 どのような人達が研究の対象かというと、原発の近くに住んでいる人たちや、1950〜60年代にかけて、全世界の核実験の死の灰を受けた人たちです。
 現在の世界にある癌の疫病は、そういう人たちが核実験の死の灰に晒された結果であると考えます。
 どういう風にこのモデルを確証できたかというと、スウェーデンにおけるチェルノブイリの死の灰を受けた人たちの研究によってできたものです。
 このチェルノブイリの死の灰を受けた人たちの研究調査は、スウェーデンの北部で2004年に行われました。
 ですから、私達ECRRのリスクモデルを今、福島第一原発から放出された放射性物質に適用することが非常に重要です。
 何故かと言うと、チェルノブイリの様子と非常に似ていますから。
 ですから、私が日本に来た理由は、福島県に住んでいる人々に対して、福島第一原発の事故の結果として放出された色々な核種がどれほど深刻な問題かという事を、アドバイスを与えたいと思う。
 それは何故かというと、後で、私達のモデルが正しければ、色々な癌やお産の異常など、色々な病気が出てくるだろうと予想しますから。
 今の日本政府は現在、ICRP(国際放射線防護委員会)のリスクモデルを利用しているが、たとえば、毎時1μシーベルトの低線量の地域に住んでいるならば、そこでは安全に暮らせるとICRPのモデルに基づいて政府が言っていますね。
 ですけれども、実際は自然のバックラウンド(=環境放射線?)以上に、その地域に放射性物質が空気中にあるならば、恐らく、そこの土地が地面が、かなり色々な核種によって汚染されていると考えます。
 これに関しては重要なニュースがありますので、今からお話したいと思います。
 私は、日本から送られた、車のエアフィルターを調査しています。
 それは東京のものと、あとは福島第一原発から大体100km離れたところを走っていた車のものなんですけれども、車は人間と同じように空気を吸っているわけですから、ある程度類似性があって、それを研究すると人間に当てはめることができます。
 でも、車のエアフィルターでしたら、機器類を使ってエアフィルターの中に何があるのか調べることができます。
 驚いたことに、東京周辺と福島第一原発から約100km離れた場所からの車のエアフィルターを調べてみると、その中にセシウム134、セシウム137、その他の核種、明らかに第一原発の事故から放出されたものがその中に入っていました。
 特殊なプラスチックのフィルムみたいなものなのですが、それを使ってそのエアフィルターの中にいわゆるホットパーティクル(高放射性粒子)が入っていました。
 その中には、α線を放出する核種も入っていました。それはつまり、プルトニウムとウランの核種ですね。
 でも、エアフィルターというのは、ガイガーカウンターを持って計ったとしても非常に線量が低いという事が一応分かるんですけれども、そういう事でしたら、毎時1μシーベルト以上汚染されている地域でしたら、避難すべきではないだろうかと考えるようになりました。
 それだけではなく、計算できるんですけれども、どういう計算の結果ができたかとうと、こういうホットパーティクルの空気中の濃度なんですけれども、ヨーロッパ、つまり北半球の空気中の濃度、それは核実験のピーク、つまり1963年の頃と比べたら、今の福島県の方が約1000倍ぐらいになっています。
 それで予測できる事なんですけれども、そこに今の人口がそのまま残るという事になってくると、100km以内の地域でしたら、今後10年間の間に癌の発生率が約32%ぐらい増加するという計算の結果になります。
 こういうことはかなり前から分かっているので、政府がそこに住み続いてそのまま大丈夫だと言っていることは、犯罪的なぐらい無責任ではないかと考えます。
 それだけではなく、他にサジェスチョンがあるのですが、その中の一つは、独立した健康被害の調査を行って、実際にその地域にその結果、ホットパーティクルなどの結果として、どのような癌の発生率などが実際に表れるか見られるようにやっていただきたいと思います。


なんでこんなに日本語がおかしいかって?、通訳の人に聞いてくれw


<質疑応答>
※ここからは要点だけ書きます。

司会者:
 車の走っていた場所は?

博士:
 一つは、聞いた話では、千葉市〜東京を行き来する車。3月11日以降、100日間走っていた車。
 セシウム137は730ミリBq/立方メートル。これは核実験が行われていた60年代初めの頃のイギリスの300倍。
 もう一つは、4台の車からエアフィルターをいただいている。福島第一原発から100kmの外を走っていた。
 正確にどこを走っていたかは送ってくれた人に聞かないと分からない。

司会者:
 プルトニウムが検出されたエアフィルターは福島を走っていたものだけか?

博士:
 はっきりとプルトニウムやウランが入っている事は言えないが、α線放出核種が入っているとは言える。
 後は、γ線分析からある程度ウランが入っていることは確実。
 今はイギリスでどの程度プルトニウムとウランが入っているか分析中。

 昨日、原発から100km離れた会津若松で2箇所、携帯用のγ線分析機(光分機?)で土壌が放射線物質に汚染されていることが分かった。
 濃縮ウランがないと出てこないウラン235の特徴が認められた。

司会者:
 政府の児童の被曝基準20mSvについてどう思うか?

博士:
 こういう事を行っている日本政府は犯罪的なぐらい無責任。これぐらいの放射線レベルに子供が曝されると後で大変な事になる。
 基準値引き上げは理解できない。こちらのリスクモデルが正しければ、かなりの子供達の死亡につながる。
 政府は内部被曝を計算に入れてないのではないか。昨日の会津若松の空気の状況からしたら、とっくに基準を超えているのではないか。

記者:
 吸入する場合と経口摂取の場合で、内部被曝はどう違うか?

博士:
 人間は進化を通して、腸に入る不純物を排除する機能があるが、吸入したものに関しては排除機能が無いのでリスクの係数が高い。

 食物で危険性のあるのは、水(トリチウム、日本ではほとんど測定してない(?))
 牛乳、酪農生産物(ストロンチウム、ウラン)、海岸線に近い海の海底で採れる貝類。

記者:
 今も、毎時10億ベクレル放出されている福島第一原発の現状について。

博士:
 (しばし笑った後)これは想像を絶する災害としか言えない。私は3月11日直後から言っているが、
 福島第一原発はとにかく制御不能な状態になっているが、では、それについてどうするかという事に関しては
 今のところ、ほとんど誰も分からないぐらいひどい状態だ。
 何か早くしなければならないが、これは日本だけの問題でなく、国際的な問題、
 この責任は結局、国際原子力産業の問題ではないかと考える。
 だから、これは国連の高いレベル(IAEA)で早く何かしなければならないが、今のところ何も動いていない。
 理論上、福島第一原発の事故が続けば続くほど、結局死亡率は高くなる。
 会津若松に行ってきたが、日常的な生活をしている市民を見ると、あたかも普通の状態あるかのように見えるが、
 機器類を持ってくると大変だという事が分かる。

記者:
 現在の日本の食物(野菜)のヨウ素131の安全基準(1kgあたり2000Bq)について。

博士:
 ヨウ素131はいい政策がある。ヨウ素131は半減期が短いから、
 一旦とっておき、2、3ヶ月したら数値が小さくなるので、売ればいいのではないか。
 ただし、もっと長い半減期の核種の場合は、200km内の地域には、汚染されていない食物を
 外から持ってくる必要性がある。
 付け加えて、1kgあたり2000Bqというのは、かなりとんでもないぐらい高い数値。
 1kgあたり1〜10Bqぐらいにできるのではないか。

記者:
 ある程度汚染されている地域から、どれぐらい市民を避難させるべきか。

博士:
 立ち入り禁止のゾーン、強制退去のゾーンを決めるべき。
 同心円状のゾーンではなく、ヘリコプターにγカメラを載せて、測定して汚染度地図を作り、ゾーンを決めるべき。
 ある程度汚染された地域については、みんなを避難させると大変なので、外から食物を輸入するのがいい。
 避難しない場合は、放射性物質による体への攻撃とみなして賠償金で賄う手もある。

記者:
 半減期の短いヨウ素131の被曝量を事故当時に遡って推定することはできるか。

博士:
 ホールボディカウンターはγ線を放出する核種を測定するものなので、このような問題には役に立たない。
 深刻なのはβ線とα線を放出する核種。それらは全てくっついているわけではない。
 核種は体のあちこちにばらばらに存在しており、体内のあらゆる核種を測定してモデルを作って、
 それを使って(演繹的に?)測定すればいいが、政府がそのようなプロセスを経て健康被害を見るかは分からない。
 ホールボディカウンターは安心させる為のものにすぎなく、科学としてはまじめなやり方ではない。
 むしろ、隠蔽工作的な要素がある。後で、健康被害が出ても線量が低かったので、
 「これは放射線によるものではない」と言ってくるのではないか、という事を心配している。

記者:
 今、東京にいる少なくない人達が、「政府は本当の事を言っていない。
 実際には関東地方の食物は汚染されているので、安全基準内であっても、危険である。
 後、数年経ったら、東京から避難しなければならない、本当はそういう状態なのに、
 政府はきちんと調べたり、国民に教えていない。」と思っている人が多い。
 これから日本はどうなっていくか。アドバイスがあれば。


博士:
 福島第一原発からの放射性物質は確実に東京まで及んでいる事は確実に分かっている。
 東京は人口が大きいので、ある程度の健康被害が出てくるのは止むを得ない。
 それは、今から10年程度でかなり問題がある事がはっきりしてくるのではないか。
 政府に対してはプレッシャーをかけて、きちんとした組織を作って、
 環境と食物にどの程度放射性物質が入っているかを測定して、結果をインターネットに公開し、
 一般市民の方は、それを見てどのように行動するか判断すれば良いと思う。
 イギリスでは政府機関によって、ほとんどの食物と環境の放射性物質が測定され、公表されている。
 チェルノブイリ以降、1962年以降あたりから行われている。
 (※チェルノブイリは1962年よりも後。通訳の聞き間違い?)

記者:
 先程、日本で水のトリチウムの検査をしていないと言っていたが、どの程度で健康被害がでるか。

博士:
 ECRRのモデルだと、かなり深刻なことになるが、ICRPのリスクモデルではかなり過小評価されている。
 トリチウムによる被害は動物に関する実験で分かっているが、
 胎児の発達段階に問題があって、DNAの破壊が非常に効率よく行われる。
 トリチウムはβ線を出すが、その力は非常に弱い。
 その為、ICRPの線量の考え方だと、ほとんど無視になってしまう。その考え方は間違い。
 福島第一原発では、冷却にたくさんの水を使っているので、たくさんのトリチウムが出てくるのではないか。
 これはかなりの問題と言えるのではないか。
 トリチウムは水と同じ性質を持っているので、体に入ると体のどこにでも行ってしまう。


文字起こしは以上です。
※私は、科学者ではありませんので、内容の真偽に関するご質問にはお答えできません。
※明らかな間違いがあればご指摘ください。
 
 
 
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殺し合いが始まった(Leviathan)

殺し合い◆消費者と農家

痛いニュース(ノ∀`) : 「インターネットの中傷がひどくて眠れない」…セシウム牛を出荷してしまった農家に追い打ち - ライブドアブログ
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1644229.html

稲わら出荷制限せず、農水省「盲点だった」 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110715-OYT1T00163.htm

福島の子供の尿から放射性セシウム検出
http://www.news24.jp/articles/2011/06/30/07185529.html

消費者からすれば、加害者がなに被害者ぶってんだという事になる。
出荷した肉からセシウムが検出された後に、検査しても仕方がない。
なぜ出荷する前にしなかったのか。
福島の子供の尿から放射性セシウムが検出されるぐらい、放射能汚染は極まってるのに
稲わらだけが、放射能フリーなわけがない。「盲点」なわけないだろう。農水省さんよ。
結局、汚染を分かっていて出荷したのだ。行政もそれを分かっていて誰も止めなかった。
震災の被害者(農家)が無策・無能な政府によって、加害者になり、
新たな被害者(消費者)が生まれ、怒りと憎しみの矛先になる。地獄だ。


殺し合い◆親と子

【2ch】ニュー速クオリティ:セシウム牛 福島県産ではなく岩手県産として流通している事が判明
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51810479.html

貧しい家は、これは「○○産って書いてあったから大丈夫」とか言って、
ミョーに安い、野菜、魚、肉、米を食わされたりするんだろうな。
産地偽装なんてのは3.11前から日本で行われている伝統芸・国技であり、
そんなのこれっぽちも信用できない。
それでも、そんなちっぽけなラベルしか情報が無いから結局買うしかないんだよな。
で、子供も「あー、私は親に殺されるかもしれない」とか思いながら、
生まれて来たことを呪いながら、それでも親の作った料理だから、食べるんだろうな。
でも、安心して欲しい。
これからも日本で食事をする限りは、国技の産地偽装と今は死なない程度のテキトーな安全基準と恐るべき流通力で、
ありとあらゆる食物が老若男女・貧富身分・善人悪人の区別なく殺そうとしてくる
だろうから
おそらく死ぬ時はみんな一緒だよ。


殺し合い◆上司と部下

福島から仕入れた格安のセシウム牛 伊藤ハムが既に加工しイオンで販売済だそうですw:ハムスター速報
http://hamusoku.com/archives/5351250.html


汚染疑い牛、黒毛和牛ローストビーフに…回収へ

「伊藤ハム」(兵庫県西宮市)は19日、放射性セシウムに汚染された可能性がある牛の肉を原料に製造したローストビーフ約20本が、大手スーパー「イオン」の中元用ギフトとして販売されたと発表した。
伊藤ハムや神戸市によると、福島県郡山市などで出荷された84頭のうちの1頭の肉で、埼玉県から14・5キロ・グラムを仕入れ、6月中旬に六甲工場(神戸市東灘区)で加工した。商品名は「黒毛和牛ローストビーフ400グラム」で、賞味期限が2012年6月14日と18日の製品。イオンでは今月1日から発送したが、ほかの肉で作られた約1200本と混在しているため、すべての送り主と送り先に経緯を説明し、回収を進める。



イオン伊藤ハムは正直だね。その正直さを何故、売る前に出せなかったかな。
セシウム牛の問題が出なかったら、黙って終わってたんだろうね。これは殺し合いではなくて、イオン伊藤ハムのテロ。
作品紹介
これは夢なのか、現実なのか・・・。黒毛和牛ローストビーフ400グラム、上司と部下は、危険な領域へと突入する。
――真夏の夜のセシウ夢

(本当に黒毛和牛だったかもついでに調査お願いします。)


殺し合い◆TVとエアコン

TVを消してエアコンをつけよう! - F's Garage - BLOGOS(ブロゴス)
http://news.livedoor.com/article/detail/5716983/


マジかよミヤネ屋で放射線に汚染されたものは
絶対市場に回らないって言うから安心して買ってたのに




加えて出てくるのは御用学者とその口から出てくる安全デマ。
フルアーマー(お前が一番危険を煽ってるよ)枝野のタダチニエイキョウハナイ(tadathini eikyou ha nai)の大本営発表。
そんなわけで、TVこそが最もタチの悪いデマ発信装置であり、
TVをつけて、「エアコンを消そう!」なんて言ってるのを見るぐらいだったら
TVを消してエアコンをつけよう。つーかTV捨てろ。(投棄はだめだ。)


殺し合い◆広瀬隆と悪党

「安全デマ」を流す御用学者、原発関係者を東京地検に一斉告発 - BLOGOS編集部 - BLOGOS(ブロゴス)
http://news.livedoor.com/article/detail/5719806/


広瀬:今回、2つの刑事告発をした。その根拠・事故の深刻さをお話したい。今、福島県民が危険な状況に放置されている。それは誰のせいか。放射能を漏らした責任者もそうだが、安全だと言ってきた放射能健康リスク管理アドバイザー達。彼らは児童の被曝を強制させてきた。それは犯罪ではないのか。放射線管理区域に相当する放射線量の場所で30万人の子供達が生活している。安全だ安全だと言っている被曝量、年間20mSvを越える原発作業員はいない。2009年度でもほとんどの原発労働者が年間5mSv以下の被曝量。それもそのはず、原発労働者の白血病労災認定基準が年間5mSv。つまり5mSv以上の被曝で白血病になる。被曝量を年間1mSv以下にする事を目標にすると変更されたが、汚染状態は何も変わっていない。一刻も早く、県内から避難させなければいけないと訴えてきた。彼らをはっきり「悪党」と呼ぶ。私は、福島県民の一生を台なしにし、この学童たちの大量被曝を放置している悪党どもを絶対に許さない。



むかーし、朝生で原発がテーマの時に、広瀬隆(まだ若い)が出ていた。
日本はまだバブル期の最中で、まさに「望月の欠けたることもなしと思へば」状態で
原発の危険性を分かっていても、大事故が起きるとは多分誰も本気で思っていなかった。
賛成派も反対派もそれをファッションのスタイルか何かのように、
おちゃらけたやりとりをする中で、この人の目だけは違った。殺し合いの目である。


学者と言えども、結局はスポンサーから金を貰って、研究をしている存在である。
そのスポンサーが喜びそうなデータだけを取り出して
さもそれが真実であるかのように論文を形成して発表するのが彼らの仕事なのだ。
それでも、これからも学者の言うことを聞くのであれば、
「それでも地球は、まわっている」と言うような、学者の言葉こそ耳を傾けるべきなのだ。


殺し合い◆福島住民と東電

【福島報告】原発事故収束への『ステップ1』達成に不信と怒りの声 “葬式出す前に東電に乗り込む” - 田中龍作ジャーナル - BLOGOS(ブロゴス)
http://news.livedoor.com/article/detail/5720759/


 「東電が勝手に言ってるだけ。信用してない。子供がドロリとした鼻血を出した。もし死んだら葬式を出す前に東電に乗り込む」。(男性=郡山市在住)

 「夫が除染のため庭の土をはがしてもすぐに“フレッシュな放射能”が飛んでくる。線量が下がらないのに避難解除なんてありえない」。(30代主婦・福島市在住)

 “フレッシュな放射能”は現地の主婦仲間で流行り言葉になっているのだそうだ。



低温安定になろうが、地獄の釜の蓋が開いている限り、“フレッシュな放射能”が毎日降り注ぐ。
 
 
 
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