なんで自分に関係ない人達の事をこんな懸命に書いてるんだろう、俺w
昨日の記事について訂正。
1.冨樫の訴訟はネタっぽい。ソースが出てこない。ごめんなさい。
2.雷句の原稿の紛失は返却時に発覚したものなので、
(少なくともこの件に関しては)「業界が慣例的に意図的に紛失させて
書き直させているのでは?」という私の憶測は間違い。
そしてこの件に関連して、と言うよりは
むしろ雷句誠のブログが注目された為に浮上してきた
サンデー編集者の問題↓↓↓について
「金色のガッシュ!」作者・雷句がサンデー編集部の裏話を暴露…編集者らを実名挙げ痛烈批判
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1135827.html
(雷句誠の今日このごろ。http://88552772.at.webry.info/より抜粋)
4代目担当の高島雅氏にいたっては、担当替えの当日からニヤニヤ
した感じで私にガンをつけてきている。
「なぜ、替わる担当替わる担当、喧嘩を売ってくる必要があるのだ?」
そして高島雅氏から出た言葉は、
「僕は編集部の中でも怖い編集といわれていてね。」
「僕は冠茂と仲がよくってね。」
この冠茂氏と言う編集は後で詳しい事を書くが、あまり良い噂を聞かない編集者である。
だから、なぜ、そんな事を初対面で言う必要があるのだ?!
いつから漫画雑誌に取っての漫画家はここまで馬鹿にされる様になったのか?
高島雅氏の話の時にでた冠茂氏という編集者は私のアシスタントをしてくれていた
酒井ようへい先生の担当編集で、冠茂氏の言う通り描かされ、酒井先生が、
自分の描きたくないストーリー展開に抵抗すれば、「死ね!3流漫画家!」と、
作画中に電話で罵倒され、後半はそれに対する酒井先生の抵抗もつらくなり、
冠茂氏の言うまま描くも、お話を無茶苦茶にされ、人気も上がらず、
最後引っ掻き回したお話を収集しないまま、別の編集者へ担当を変え、
責任も取らず冠茂は逃げる。
酒井先生はその引っ掻き回したお話を収めるだけで初の週刊連載を終わる事に・・・
しかし、これでも上記の編集者は「働いている方」だと小学館内部の方に聞いた。
畭俊之氏は言う「漫画編集なんて楽だよ、漫画なんて漫画家に描かせればいんだから。」
これに対して「橋口たかし」を名乗る人物がブログを立ち上げ↓↓↓、
橋口たかし 緊急 臨時ブログ|橋口たかしのブログ
http://ameblo.jp/hassy1967/
こんにちは。 小学館週刊少年サンデー連載中「最上の命医」作画担当の漫画家、橋口たかしと申します。
今回、臨時でブログを立ち上げることとなりました。
原因は、「金色のガッシュ」原作者、雷句誠先生による、小学館への訴訟問題です。
訴訟目的は、紛失した原稿に対する損害賠償だとおもわれますが、当人のブログで編集者の個人名を出して、その個々の個人に対しての攻撃的な文面の中でも、噂の域を出ていないにも関わらず中傷的な文章で名誉を毀損するというのは、どう考えてもおかしいです。
その中の一人が、私の担当編集者である「冠茂」ですが、全く関わりのない彼がなぜ誹謗中傷されているのか、全く訳がわかりません。「あまり良い噂を聞かない編集者」という文面がありますが、それはネットでの噂から来てるのか?どうなのかはわかりませんが、私の知るところでは、全くもってそんな人物ではありません。
正直言って、お礼を言われることはあっても中傷されることなど一つもないと思うのですが・・・。全く酷い話です。
次に、編集者 高島雅氏と飯塚洋介氏に関してもそうですが、私が知っている彼らは、物凄く漫画に対して真摯な姿勢を持つ編集者です。高島氏は、いつもニコニコしてて仏みたないな人ですし、漫画製作に対する理論も素晴らしいものを持っています。飯塚氏とは、漫画談義で、涙を流しながら熱く語ったことがあります。そのくらい、漫画に対して真面目な人間たちです。その彼らを貶めるような雷句氏の行動がどうしても解せません。
ハッキリ言って、担当する漫画家に、この程度のことで裁判なんか起こされてたら仕事になりませんよ。それこそ、今回の件で編集者が萎縮して、本気での打ち合わせができなくなったらどうしてくれるんですか?!
他の作家さんも、今回の件で仕事がやり辛くなると思います。本当〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に迷惑してます!!!!
もし、今回の件で私の尊敬する編集者たちが名誉毀損で彼を訴えるというなら、私は証人として立つ準備があります
編集部を擁護する発言を行っていたが、このブログは既に削除されており、
また、本当に本人かどうかだったかも定かでない。
前フリが長くなったけど、
本人であるかの真偽について一つの資料を出したいと思う。
「季刊コミッカーズ夏号」(2002年)
橋口たかしインタビュー(抜粋)
――アイデア出しでも営業でも、編集者とのコミュニケーションも大切ということですね。ということは、現在の担当編集である冠氏の、作品に占める役割は大きいのですか?
『焼きたて!! ジャぱん』の最初の案がボツになったときに、冠氏にあたったりもしました。他誌に移ろうかとか、もう一回月刊誌に戻ろうかとも考えましたよ。でも冠氏が「俺は、あんたのことをこの世で一番愛してる。あんたのために命を懸ける自信がある。だからやれ! がんばってくれ!!」って。最初は気持ち悪かったですけど(笑)、やっぱりグッと胸にきました。だからがんばれましたね。自分の座右の銘じゃないですけど、マンガ家は自分の非力さを認めないと絶対面白いマンガは描けないって思いますから。担当編集のサポートっていうのは50%……、いや80%くらいあると思う。だから最高のパートナーを見つけないと面白いマンガは描けないですよね。俺にとって最高のパートナーは「か・ん・む・り」です(笑)。
――冠氏をすごく信頼されているんですね。
信頼関係を築いて腹の中を出し合わないと、面白くないものを面白くないと言えないでしょ。それに作者と読者とのおもしろさの感覚のズレっていうものがある。自分で思いついたギャグで、自分では何で読者にそんなにウケるのかわからないけど、冠氏がバカ笑いしてくれる、っていうところで、編集が作者と読者とのギャップを埋めてくれてますよね。
前述のブログでは、そのあまりの擁護っぷりに「書かされてるのでは?」との憶測も呼んだが
これを読むと、恐らく本人が本当にそう思って書いたのだろうと思われる。
冠氏(編集部)と馬が合う橋口と、不幸にも馬が合わなかった雷句・・・。
どちらの言っている事が真実かという事ではなく、おそらくどちらも事実であって
つまりこれは社会では何処にでもよくある人間関係の問題なのだ。
ただ、「焼きたて!! ジャぱん」に対する(特に終盤の)世間の評判を見れば
編集を盲目的に信頼し切ったYESマンがいつしか読者の為ではなく
編集者の為にマンガを描いてしまっていたのではないかとも思えなくも無い。
――あなたも仕事を評価する上司だけの為に働いてはいませんか?