雑記

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電車男

縦書きの小説風なのかと思ったらログを編集した形式で面白そうだったので
買って読んでみた。
これは新しい文学の形式なのだろうか?w
本の中にも書いてあったけど、きっかけを作ってくれた酔っ払い爺さんに感謝汁!
で、電車男が爺さんになったら同じ事をしてみる…と。
歴史は繰り返されるのであった。
あと、これはその辺の恋愛レクチャー本より役に立つような気がした。
大勢が知恵や経験を出し合うとすごいっすね。

※旧サイトより転載
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イノセンス

「イノセンス」をDVDで買って観た。
まあ何と言うか、面白さとつまらなさが同居した不思議な出来でした。
・犬出し過ぎ。これは押井さんの映画だけど、押井さんのモノではないはず。
 「アヴァロン」でも犬が出てたなあ。主人公が犬のエサ作ってさ・・・
 って一緒じゃん!
 そもそもバトーが犬なんて飼うわけが無い。
 あと、トグサがしゃれた一軒屋に住んでてビクーリ。
 リアル顔の娘が出てきて尚ビクーリ。
・映像がきれい。でも、過ぎたるは及ばざるが如し。
 どの映像もすごく細部まで作り込んであるけど
 それを解析する事に意識が行ってしまうんですよね。
 映像はのんびりしてる事が多い割に、目がすごい忙しい。
 ストーリーもなんだか分からんうちに、疲れた気分になってしまう訳です。
 美術館にでも飾っておけば?と思います。アニメの映像としては行き過ぎです。
・引用だらけの会話
 名言だか格言だか、漢詩だか詩篇だか聖書だか会話にやたら引用が出てくる。
 しかも何の事やらさっぱり。引用に引用で返すなよ!ワカランだろーが!
 現実にこんな会話してくる人がいたら嫌です。
・テーマに興味が無い。
 やたら「人形」にこだわってましたけど…。
 僕なんかは人形と人間の違いがどうとかどうでも良いですけどね。
 「攻殻」はエンターテイメントであって
 必要な設定の中の一つとして「アンドロイド」とかがあったと思うんですけど
 この映画は先に「人形」に(しかもすり替って)なっています。
 マイブームを押し付けるなよ!
 原作では人に似せてアンドロイドやサイボーグはあったけど
 この映画はわざわざ「人形の造形の」アンドロイドを出しています。
 強引だなあ。
・だからタイトルが「攻殻2」じゃないのかと思えば
 原作のセリフがけっこう出てきたりして、オリジナルでやればいいのに。
 そのセリフを言わせたいが為のプロット構築?と勘繰ってしまいます。
 しかもオチまで原作から引っ張って来てるし、
 バトーが「被害者が出ることは考えなかったのか?(映画では人形でしたけど)」とか
 いきなりキレてましたけど違和感炸裂というか、興が冷めましたというか。
 「だって人形になりたくなかった」とかわざわざ「人形」って単語言わせたり、
 必死さしか伝わって来ませんでした。見てる側はぽかーん。
・少佐は少佐の姿で見たかったなあ、やっぱり。
 仮姿の少佐に服着せる必要あるの?とか
 力入れすぎて腕損壊してたし(また)
 アニメ版もそうだけどいつの間にバトーは少佐ゾッコン。
 この映画では少佐もバトーにゾッコンw
・思考迷路は面白かったです。プレイヤー壊れたかと思ったw
 これぞ押井ワールド
・荒巻課長老けすぎ。死ぬ寸前みたい。
・フチコマまた出番無し。

※旧サイトより転載
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