雑記

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平成とは何だったのか

平成を振り返る本を読んだ。
平成は不況と増税と災害に彩られた30年だった。
日本は斜陽であり、
それを誤魔化す為の数々の偽装が行われた。
(損失補てん、耐震偽装、食品偽装・・)
これからも過去のインフラにすがって
今までと同じ日本であるかの如く、
だましだましやっていくのだろうが、
食品の中身がこっそり減り、
保険料の値上げで給料の手取りが減り、
コンビニの店員が外国人に入れ替わり、
少しずつこの国が貧しく、小さくなっていくのが分かる。
老人は財産にしがみつき、若者は大学に行く金が無い。
そして自分は連休に遊ぶ金もなく、年老いていく。
貧困が忍び寄る。自分だけではない。この国全体に。

10年先、この国は、自分はどうなっているのだろうか?
だがそれ程悲観はしていない。
貧しい国には貧しい国なりの文化が生まれ、
人はそれに適応していくだろうから。
そして人は結局、最後は無様に死ぬのだから。
 
 
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