雑記

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終わる世界(シュリンクワールド)

20年前の10月10日。
20年後の自分がここまで虚しい人生を送っていると
想像できただろうか。
こんな世界は終わってしまえ。まあそのうち終わるんだろうけど。
20年生きてみたけど、大した事なかったね。
過去の遺産で延命してきた平成は終わった。
給料は上がらず、保険料と税金は上がり、物価が上がり、
袋の中身が減り、サービスの質は落ち、
インフラは老朽化し、人も老朽化し、高齢化社会と人材不足。
災害が来たら復旧もままならない。
会社はコンプライアンスだの規制だのでがんじがらめで
イノベーションも糞もない。
肩書だけが立派な上司。仕事は丸投げ。挨拶なし。会話なし。パワハラあり。
ニュースは同じ事の繰り返し。毎日どこかで誰かの
発言やら撮った写真やら動画が炎上。
妬みが不謹慎という言葉に置き換えらる究極の監視社会。
誰かのクレームに怯えて生きる神経症の社会。
20年経っても通勤電車は相変わらず満員のまま。
家に帰ってメールを開けば広告と迷惑メールだらけ。
気候はますますおかしくなって、四季はなくなって
夏と冬が突然入れ替わる。自律神経が狂って体調がおかしくなる。
台風と豪雨が猛威を振るい、日本の体力を少しずつ削っている。
こういうモノローグに対して
ホリエモンみたいな人が救命ボートの上から
「終わってるのはお前だけ」とか言うんだろうけど、
諦めているか、まだ諦めていないかの違いでしかない。

こんな世界と日常が続いていく事にどれだけの意味があるのだろうか。
こんな社会が続いて、10年後の人々は幸せなのだろうか。

終わる世界では小さな幸せを見つけて生きるしかない。

 
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