雑記

http://gardener.hustle.ne.jp/diary/

枝野「一定の理解は得られた」→お前ん中ではな

いつもの↓

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政府、関電に大飯再稼働を指示
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120616-00000052-jij-bus_all


 関西電力は16日、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働作業に着手するよう政府から同日午前11時すぎ、指示を受けたことを明らかにした。
同社によると、経済産業省資源・エネルギー庁から「安全に万全を期した上で再稼働に向けた準備作業に直ちに取りかかること」と電話連絡があったという。



大江健三郎氏ら “脱原発署名”提出
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120615/k10015857641000.html


ノーベル賞作家の大江健三郎さんらが総理大臣官邸を訪れ、「脱原発」を求めるおよそ645万人分の署名を提出するとともに、
記者会見で関西電力大飯原発の運転再開に反対するよう呼びかけました。

総理大臣官邸を訪れたのは、ノーベル賞作家の大江健三郎さんや経済評論家の内橋克人さんら4人です。
4人は藤村官房長官に対し、「脱原発」を求めるおよそ645万人分の署名を野田総理大臣宛に提出しました。
そのうえで大江さんらは、運転再開に向けた手続きが進む大飯原発の運転再開に反対することや、原発の新たな建設の中止、
それにすでにある原発の計画的な廃炉を訴えたということです。
このあと記者会見をした大江さんは、「東京電力福島第一原発の事故を通じて、原発と共存できないと分かった。
子どもたちが生活できるために、私たち大人が運転再開に反対するのが責務だ」と述べて、大飯原発の運転再開に反対するよう呼びかけました。
大江さんたちは、来月16日に東京で10万人を集めて脱原発を求める大規模な集会を開くことにしています



【大飯原発再稼動をめぐる4大臣会合終了後】枝野幸男 経済産業大臣 記者会見
<質疑応答内容を文字起こしで抜粋>


記者「国民の一定の理解が得られた、得なければいけないとういうことも政治判断するということで
   責任を持って判断したという事だが、どういう風にして地元と周辺自治体だけではなく国民の
   全般の一定の理解を得られた事をどうやって把握してどういう根拠で判断したのか」

枝野「一定のご理解というのを何か数値的に判断できるものさしとかがあれば、
   むしろその方が我々としてありがたいが、残念ながらそのような性質のものではない。
   総合的にしか判断しようがないから、政治的に判断した。」



一定の理解を数値的に判断できないから政治的に判断したと言うが、
大江健三郎の脱原発・再稼動反対の600万の署名が分かる数字として出ているではないか。
逆に再稼動を求める600万の署名はあったか?
総合的判断とは、経済界のご意見しか聞いてないってことか。
結局、「一定の理解」は枝野の嘘言じゃないか。
明確に示された国民の意見は無視して、国民の理解が得られたと思ったから判断したとか小学生か。
政治的判断でもなんでもないわ。ほんともうだめだわこの政府。


786 :名無しさん@13周年:2012/06/14(木) 13:34:49.07 ID:lR6qRWF80

民主党議員入場!!

・閻魔様も多すぎる舌を抜くのが大変だ!民主が誇る大嘘つきとは枝野幸男のことだァ!!





<大飯原発>再稼働決定に周辺住民 割れる声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120616-00000026-mai-soci


 東京電力福島第1原発の事故から約1年3カ月余り。関西電力大飯原発3、4号機の再稼働が16日決まった。「安全性は確保できた」とする政府。
だが過酷事故への安全対策は道半ばで「見切り発車」の感はぬぐえない。
各地の原発の地元住民の中には好意的な受け止めもあったが、福島事故の避難者らは憤り、「残念」「あきれた」という声も聞かれた。

【大飯原発】政府が再稼働を正式決定 福島事故後初

 ◇「仕方がない」…おおい町

 地元経済の多くを原発に負う福井県の住民らからは「仕方がない」との声が聞かれた。
おおい町中心部で旅館を経営する時岡富美枝さん(76)は地元経済を考え、「再稼働は仕方がない」と考える。
自身の旅館でも、7、8人いた原発作業員の宿泊客は1人程度に減った。「再稼働に反対する声が多かった関西では停電も起きず、大きな影響は受けない。
結局、被害を被ったのは地元の私たちだけだ。原発を貧しい田舎に持ってきて、私たちはばかにされているんじゃないか」と憤る。

 同町の主婦(68)も再稼働には賛成だが、「事故になったら、私たちはどこに逃げるんかな。分からん」と不安を募らせる。
国は4月、住民説明会を開催したが、「原発を動かしたいという思いばかりで、住民にとって大切な避難についての話がまったくなかった」と訴えた。

 大飯原発の地元・大飯郡選出の田中宏典県議(自民)は「原子力政策を堅持する国の姿勢を確認できたことは大きい」と評価する一方で、
「再稼働は国が責任を持って判断すべきだったし、おおい町民を国策の矢面に立たせるのはやめてほしい」と話した。

 同県内で活動する市民団体「サヨナラ原発福井ネットワーク」の山崎隆敏代表(63)は「世論調査で再稼働への反対が占める割合はかなり高いのに、
民意が反映されず再稼働させる日本の政治システムは問題。
無念さをつくづく感じる」と話した。
【柳楽未来、五十嵐和大、橘建吾】

 ◇思い複雑…立地自治体

 全国の原発立地自治体やその周辺に住む人たちは大飯原発の再稼働をどう見ているのか。

 中部電力浜岡原発が立地する静岡県御前崎市の事務員の女性(57)は「福島第1原発事故の原因究明や原子力規制庁の発足などが先だと思うが、
夏に関西で本当に電力が不足するのであればやむを得ない。ただ、稼働は期限付きでやるべきだ」と話す。

 茨城県東海村の日本原子力発電東海第2原発から20キロ圏内のひたちなか市に住む主婦、増田真紀子さん(35)は「原発事故で自殺する人も出ているのに。
無力感と怒りを感じる」
と嘆く。一方で「再稼働のために政府がいろいろしなければならなくなっているのは、市民の力の反映」と指摘。
「原発反対の声を絶やさないようにしなければ」と話した。

 東北電力女川原発がある宮城県女川町。東日本大震災の津波で経営する店舗が流失した60代男性は「なぜ大飯だけ再稼働するのか。国は安全性に対する考えが甘い」
と疑問を投げかけながらも「何年後かには自分たちも再稼働について判断しなければならない」と話した。

 愛媛県伊方町の四国電力伊方原発は再稼働の「有力候補」とも目されている。約10キロの八幡浜市に住む反対派市民団体の近藤誠さん(65)は
「政府は再稼働ありきで進んでおり、原発推進派の人が見ても首をかしげるものがあるのではないか」と語気を強めた。
一方、伊方町で民宿を経営する丸山栄一さん(71)は「民宿はもちろん散髪にしろ食料品にしろ、立地地域では多くの産業が原発があって成り立っている。
早く動かさないと地域経済が大変なことになる」
と再稼働を熱望した。
【山本佳孝、須藤唯哉、杣谷健太、津島史人】

 ◇福島原発事故被災者は

 東京電力福島第1原発事故の被災者は強く反発したが、一部では理解する声も聞かれた。

 福島県飯舘村の自宅から福島市の友人宅に避難しているNPO法人勤務の小林麻里さん(47)は「あきれてものも言えない。
原発事故は私たちの人生を狂わせたばかりではなく、人々の心を壊してしまう危険なもの。福島の事故が教訓になっていないとしか思えない。
結局は人ごとでしかなかったのかと思うと残念で悲しい限り」
と怒りを込めて語った。

 昨年、あんぽ柿から暫定規制値を超える放射性セシウムを検出し、県から生産自粛を求められた同県伊達市の柿生産農家、宍戸里司さん(60)は
「長年かけて築いた名産を奪われた。安全確認が十分でない中の再稼働はおかしい」と話した。

 長野県白馬村で避難生活を送っている福島県大熊町の無職、木村紀夫さん(47)は「政府や電力会社は安全と繰り返すが、
その具体的根拠は示されず、(大飯原発に)福島と同じレベルの津波が来たら本当に耐えられるのか不安だ。
再稼働せず、夏の電力需要のピークを節電で乗り切れば、生活習慣を見直すきっかけにもなったのに」
と残念がった。

 一方、福島県いわき市で避難生活を続ける元東電社員で楢葉町議の安島琢郎さん(72)は「安定的な電力供給を維持するためには、
夏場のピーク時の原発稼働は仕方ない。ただ、本格的な再稼働は原子力規制庁が発足して万全な安全対策が取られてからだ」
と注文を付ける。
また、同県郡山市に避難する双葉町の無職、天野正篤さん(74)も「関西経済への影響や日本全体の産業空洞化への懸念を考えると再稼働は公平な判断」と話した。
【深津誠、袴田貴行】





枝野よ。これが数値的に判断できる国民の「一定の理解」の有様だよ。

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意外にまともな仙谷由人

原発再稼働で“影の司令塔”と言われている仙谷だが、
この記事を読むと意外にまともな発言をしている事が分かる。

原発再稼働「粛々と」 仙谷氏、大飯以外も推進明言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120614-00000081-san-pol


 民主党の仙谷由人政調会長代行は13日、産経新聞のインタビューに対し、
政府が近く関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決定することを受け、
「ストレステスト(耐性検査)が済めば、その他の原発も粛々と動かすべきだ」と述べ、
経済産業省原子力安全・保安院が安全性を確認した四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)など
各地の原発再稼働を急ぐべきだとの考えを示した。
政府・与党の幹部で大飯以外の再稼働推進を明言したのは仙谷氏が初めて。

 保安院は、このほか北海道電力泊原発1、2号機など19基の原発についてストレステストの結果を審査中。
仙谷氏の発言は、内閣府原子力安全委員会に対し、大飯に続いて他の原発の安全性の確認を急ぐよう促したものだ。

 仙谷氏は党代表として、大飯原発再稼働に関する野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら3閣僚の会合に出席するなど、再稼働を主導してきた。

 仙谷氏は再稼働について「絶対に安全だとは思わない」としながらも、「技術的なリスク管理ができるという前提に立ち、
ストレステストで安全確認できれば、誰が政権を持とうが執行しなければいけない。
原発(稼働)をやっていくのは政治家の任務だ」と言い切った。

 ただ、国民の不安払拭のため、「40年たった古い原発は安全管理ができようができまいが、廃炉にしていくべきだ」とも主張し、
昭和54年以前に稼働した関電高浜原発(福井県高浜町)の一部など14基を廃炉にすべきだとの考えを示した。

 同時に「原発の依存度を低め、燃料代がただの太陽、水、風を電源にすべきだ」とも発言し、
自然エネルギーの技術開発を政府が進める必要性を訴えた。

 再稼働に積極的に取り組んだことに民主党内の反対派から批判を浴びたことについては、
東京電力福島第1原発事故後に官房副長官として損害賠償、東電再建に取り組んだ点を強調し、
「この種の話は継続性が必要だ。その立場になってからできるという問題ではない」と反論した。



このインタビューの冒頭の「各地の再稼動を急ぐべきだ」というのは言語道断なのだが、
まず、評価すべきは、「絶対に安全だとは思わない」と明言している点である。
「絶対に安全」「安全に万全を期す」などという甘言より、余程信頼が持てる。
それでも政治家の任務としてやらなければならないと言っているのだから、覚悟があるのだろう。

次に、「40年たった古い原発は安全管理ができようができまいが、廃炉にしていくべきだ」ともはっきり言っている。
原発反対派の中にも、原子力自体は否定しないが、古い原発を
(コストを浮かせたいという電力会社の私欲の為に)動かし続けているから反対の立場の人もいるはずである。

さらにポイントは「安全管理ができようができまいが」廃炉と言っている点だ。
いくら津波・地震対策で何を補強しようが、プラント自体は老朽化するのだ。
保全を維持できるという評価書を作るのは、コストの事しか考えない電力会社だ。
そしてそれを審査して認可するのは、「お墨つき」しかやる事がない無能な原子力安全・保安院だ。
「古い原発は安全管理ができようができまいが、廃炉」は大正解である。

最後に、「原発の依存度を低め、燃料代がただの太陽、水、風を電源にすべきだ」と言っている点。
ここまて来ると、仙谷は脱原発ではあるが、今すぐにも解決しなければならない電力の問題として、
今は過渡的なエネルギーとしての原子力を選ばざる得ないというスタンスで、
他の政治家が二の足を踏む中で、実直に粛々とやっているから目立ってしまっているだけという気もする。
ただ、仙谷に「再稼動を急がないと」と思わせる情報を与えている取り巻きがまともな連中かどうかは疑問だが。

駄目な事は駄目といい、現実を見てやるべき事はやる。
再稼動の是非はここではともかくとして、仙谷の発言は明確であり、将来も見据えている。
行動も発言と共に実直である。
今は完全な悪役ではあるが、何もできない無能な政治家と比べて有能と認めざるを得ない。
(人間としてどうかはここでは問わない)
このような政治家が、もし再稼動反対の立場に立っていれば、再稼動はなかっただろうに。
 
 
 
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人間が生き方を変えるしかない

2004年8月9日、福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機で配管が破裂し、140度という高温の蒸気が噴出、死者5名を含む11名の作業員が死傷した。
この配管は本来、約1センチの厚さなのだが、10気圧という高圧の水流によって管の厚さが薄くなり、破損したと見られる。
破裂した部分は最小で1.4ミリしかなかった。
この配管は”担当者が忘れていたために”、76年12月の運転開始以来一度も点検さえ行われていなかった。

さて、
大飯原発3号機の運転開始は1991年12月
大飯原発4号機の運転開始は1993年2月

原発は老朽化する。そして基準を決め、点検するのは人間である。
20年近くも前に運転を開始した老朽原発を動かすというのか。地震や津波に耐えられるというのか。


日本経済発展に必要=大飯原発再稼働で野田首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120604-00000118-jij-pol


 野田佳彦首相は4日午後の記者会見で、近く最終決断する関西電力大飯原発3、4号機の再稼働について「安全性はしっかり担保する。
日本経済社会の全体の発展のために再稼働は必要だ」
と述べた。
その上で「立地自治体の理解を得ることができるならば、関係閣僚会合で判断する。その判断の最終責任者は私だ」と重ねて強調した。



電気というインフラの維持は必要だが、原発を稼動させた途端に経済発展するとも思えない。
そもそも、原発がバンバン稼動していた3.11前の日本経済はどうだったか?とっくに疲弊していたではないか。
そして、ひとたび事故が起きれば、経済発展どころの話ではない。
20年も前の原発の安全をどう担保したというのか。


野田首相が大飯原発再稼働判断、「国民生活守るため必要」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120608-00000096-reut-bus_all

橋下市長、人命リスクに「おじけづいた」
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120608-964297.html


 大阪市の橋下徹市長は8日の記者会見で、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働反対から容認に転じた理由について、
重病患者が生命の危機にさらされるなどの計画停電による被害想定を目の当たりにしたのが要因だったと明らかにした。
「停電のリスクを一覧表で見たら、正直おじけづいてしまった」と述べた。

 市長の指示で作成されたリストは、計画停電を実行した場合、
「生命・身体・健康への配慮が特に必要な施設で重大な影響を及ぼす恐れがある」と明記。5月中旬ごろに市長が内容を確認していた。

 市長は、関西の府県民に節電の負担を求めるのと、停電時のトラブルまで耐えてもらうのは別の問題だと強調。
「ぎりぎりの判断で、ずっと悩んできた。停電のリスクはとれなかった」と心境を明かした。(共同)



経済を引き合いに出したのが、まずいと気づいたのか言い方を変えてきた。
端的に言えば、生活、雇用、人命を盾にした恫喝だ。
ましてや、雇用創出の為に原発を動かすなど、目的と手段の逆転である。許されるわけがない。
ろくな雇用政策もしないで、地域を原発マネー漬けにしておいて、
いまさら雇用の為に原発が必要などとは片腹痛い。


<大飯再稼働>官邸前、4000人が首相会見に抗議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120609-00000008-mai-soci


 東京・永田町の首相官邸前では8日、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に関する野田佳彦首相の会見に合わせ、
反原発を訴える市民ら約4000人が抗議活動を行った。
3歳の長男と駆けつけた関西出身で横浜市旭区の主婦、吉川由貴さん(43)は「大飯原発は関西の水がめと言われる琵琶湖に近い。
これだけの人が反対しているのに、なぜ声が届かないのか」
と悔しがった。

 脱原発を求めている日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳(てるみ)事務局長は
大飯再稼働は今後も原発頼みを続ける第一歩になってしまう。
事故が起きて責任を取らされるのは税金や電気料金を負担する国民だ」と話した。

 全国68の市区町村長らでつくる「脱原発をめざす首長会議」世話人の三上元・静岡県湖西市長は
「原子力安全委員会など信頼を失った安全審査組織の総入れ替えが先だ。
福島事故前と同じ組織が審査するのはおかしい」と指摘した。



確かに、電力の”安定供給”において、原子力の代替案を我々は出せていない。
また、化石燃料への依存を高めることは、エネルギー政策としてはリスクが大きい。
だが、なし崩し的な再稼動は、エネルギー問題を先送りにしているだけである。
そんなものは政治判断でもなんでもない。無責任そのものだ。
それどころか、老朽化した原発を動かすのなら、野田が盾にしているより多くの人命をリスクに晒す事になるのだ。

日本はこれからどのようにエネルギーを使うべきなのか。
日本人はどのようなライフスタイルを選択すべきなのか。
その答えに対して原発は本当にいるのか、いらないのか。


地球は既に答えを出している。↓

国連報告「地球は既に限界点」
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/06/post-2575.php
 
 
 
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