雑記

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SAW

 友人に薦められて今更ながら「SAW」を観た。勢いで2も観た。
 最後のどんでん返しにやられたので、基本的には賞賛に値する映画だ。
 ただ、1も2も途中までは怖いと思って見てるんだけど、あまりにも安直に人が死に始めると、ただのスプラッタ映画になってきて、笑いが出てきてしまった。「痛み」の描写には優れた映画という事だろうか。

 残酷な方法で死への恐怖を味あわせておいて「生きている事に感謝するだろう」というジグソウのやり方は、説教強盗みたいで何とも安っぽい。犯罪の動機が「感謝させる為」なんて狂人が自己正当化する為の安易な言い訳にしか聞こえなくも無い。

 ただ、ジグソウのメッセージだったか「生きるために血を流せ」という言葉には賛同できる。実際に「血」を流すのではなくて「代償」という意味でだ。
 我々は何でも損得で物事を捉えがちだ。そして今の世の中には生きていく為に何の代償も払わず「利益」だけ吸い上げてのうのうと生きている人間がいる。捕まったHとかMとか。世の中がどうなろうが、既得権益を守る事しか頭にない老人達とか。

 逆の人達もいる。休日出勤、サービス残業、ボーナス無し、劣悪な職場環境で必死に働いて、やっとこさ生活できている(私のような)人間だ。
 彼らは働く為に働き続けて、何かを失ったかもしれない。友人かもしれない、恋人かもしれない、趣味かもしれない、健康な肉体かもしれない、健全な精神かもしれない、若さかもしれない、生きる喜びかもしれない。だが、それこそが生きる事なのかも知れない。代償を払い、血を流して生きるのが業を背負った本来の人間の(生命の)姿なのだ、

…と憐れな自分に言い聞かせるには実に都合の良いフレーズではないか。
(こんな思想を受け入れていては身が持たないけど)
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ブログと格闘

ブログ嫌いだった私が今ではマンセーして導入しまくり。
テンプレートも最初は何が書いてあるのかサッパリだったが
「このフォント1ポイントでかくしたい」って思ったりすると
何故か読めるようになってきたりするから不思議だ。
CSSは便利だ。よー書きませんけど。
あと、SBは半分ぐらい(って凄い適当な表現)リアルタイムで
HTMLを生成してるらしく、CSSの変更に関しては
全部のHTMLを作り直す必要が無く、反映が即時なのが素晴らしい。
ホント素晴らしいツールだ。
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