雑記

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神様なんていないよね

正月1日から地震が起きて、神様なんていないんだなと思う。
初詣に行って、今年1年の平和や無病息災を神様に願った人もいるだろう。
それに対してこれが神の裁定なのだろうか。
あまりにも残酷としか言いようがない。
我々は何かに守られているのか?
神なんて幻想で我々は宇宙の中の塵芥に過ぎないのか?
何の罪もない人がなぜ死なないといけないのか。
平和な暮らしや街がなぜ無慈悲に破壊されないといけないのか。
神はいるのか?いないのか?沈黙しているだけなのか?
神が降りてきて、危険を告げに来るほどファンタジーではないのが
こっちの宇宙らしい。そっちの宇宙が良かったよ。
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苦しみ

夏が終わるころ、
また自分の恋も終わろうとしている。

好きになった分だけ、諦めるのが辛い。
心臓が苦しい。

仕方なく離れていた2年間の間、
気持ちが離れたことは無かったが、
相手の気持ちが離れてしまっていた。

2年耐えて戻ってきたら苦痛が待っていた。

いや、心の支えにしていただけで
もともと何とも思われていなかったのかも知れない。

恋をするのは許されないのか。
不釣り合いなのか。
高望みなのか。

好きでいる事をやめようとしても顔が浮かぶ。
恋が叶っていたら自分の人生はどうなっていたか。
魂は救われたのか。
人生に意味は見いだせたのか。

どんなに心が苦しくても明日はまたやってきて
何事も無かったかのように日常が始まる。

好きな人を好きでいられない。
好きをやめるのは心の何かを剥がすかの様だ。
好きをやめたら無しかない。
ただただ苦しい。
 
 
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この世界とのずれ

自分の認識と世界がずれていると思った事は無いかい?
現世がそうなってるだけで、昔や未来は分からないけど。

自分の例だと、分からない事を聞く事はそんなに悪だろうか。

思い浮かんだものをそのまま質問するのは駄目らしい。
調べて分かるような事を質問するのは駄目らしい。
でも、それだったら会社に人が集まる必要なんて無いし、
一人で仕事してればいい。

しょーもない質問を含めて気軽にそばに居る人に聞けて、
コミュニケーションが生まれるのが
職場の良さだと思ってたのに。

現代は皆忙しいからそれぐらい自分で調べろが主流らしい。
「他人に迷惑をかけてはいけない教」の元、
ビジネスルールが先鋭化し過ぎている。

一体誰のためのビジネスルール?
 人間よりもビジネスルールの方が偉いらしい。

人に迷惑をかけてはいけないので、
自分の心の動きや葛藤や、パーソナリティーや得手不得手を捨てて、
機械の様にビジネスルール様の言い付けを
守るのが今のこの世界の善なのだ。

それができるやつだけが生き残る。

質問にははいか、いいえで答えないといけない。
話をする時は結論から先に言わないといけない。
オープンクエスチョンをしてはいけない。

100年後にはどんな働き方になっているんだろうか?

こんな世界に子孫を残す気になんてさらさらなれない。
 
 
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失われた30年、僕らはゲームをし過ぎた

人生の大半が失われた30年と共に過ぎてしまった。
どうしていれば良かったのか。
一言で言えば、僕らはゲームをし過ぎたのかもしれない。

世の中の問題や、人付き合いや自分の人生や現実に目を背けて、
自分の国がゆっくり沈んて行くのを横目で見ながら、
クールを気取ってゲームやヲタ活で時間を溶かしていた。

でもこれからは、もっとかっこ悪い事態が待っている。
国が貧しくなれば、「横目」でなど見ていられなくなる。
強盗のニュースが世間を賑わしているが、
国が貧しくなるということはそういう事だ。

本来、一昔前の価値観からすれば、
いい歳した大人がいつまでもゲームをしたり、アニメを見たり、
アイドルを追いかけたりしているのが異常なのだ。

でも、社会が、社会を形成してきた我々が、それを是としてしまった。
今更それをやめることもできない。

「お前がいつの日か出会う禍は、お前がおろそかにしたある時間の報いだ。」
 
 
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(失敗しないための)懐古と退行

ドラマ「相棒」の相棒が初代の寺脇康文に戻った。
あー相棒ってこうだったよな、と懐かしさを感じる一方で
まるで再放送を見てるかのような新鮮味の無さも感じる。


アニメでは「うる星やつら」が再放送ではなく
新作として制作されている。
これも見ればそれなりに面白いのだが、なんで今更感もある。


ベルセルクは見ていないが、黄金時代編という懐古感ばりばりの
新シリーズが始まっている。


日本映画はヒットしたドラマの映画化ばかりだし、
海外の映画もアメコミ系のスピンオフばかりだ。


アイドルで言えば乃木坂は活動期間が長くなって
ファンが増えすぎたのと、ファンが古参になっていって
挑戦的な事に対して反発が起こる。
乃木坂らしさに自分達で縛られて初期より退屈な印象だ。
(売れてしまってからの物語が退屈なのは仕方ないが。)



失敗ができないという世の中で、
大失敗はしないだろうというものしか企画が通らないのだろう。
過去の成功の再生産で今が消費されていく。
古いものは安心だが、変化がない。
新しいことが挑戦できない世界は退屈だ。
と言うよりただ維持されているだけの世界に何の意味があるのだろう。
 
 
 
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滅びゆく地方都市

昔住んでた岐阜市ってあるんですよ。
日々朽ちて行ってるんですけど、今でもたまに小旅行がてら行くと
時間がゆっくり流れてる感じがして、それもいいなと思ってたんです。

昔は、岐阜にもパルコがあったんすよ。
それが無くなったのが滅びの始まりで。
丸栄だったか三越だったか忘れてしまったけど、
それがダイソーになって、それすらもなくなってしまって。
ダイソーの前に自転車止めてた大量のおばちゃん達は
どこへ行ってしまったん?

おいしいパン屋があったんですよ。ドンクだったっけ?
マックもあったんすよ。今はもうない。

昔は立体駐車場が屹立してたんだけど、今は野ざらしの
コインパーキングだらけ。

まず町に人がいない。若者がいない。
若者がいないから、若者が夢をかけて店を出すけど
潰れて行ってしまう。若者の生命をも吸い取って町が沈んでいくよ。

人がいないからパチンコ屋も数か月ぶりにいったら
台台台台台台台台台台台 こうだったのが
台壁台壁台壁台壁台壁台 こうなってました。


昔食べに行ってたお好み焼き屋も無くなってたよ。
自分がお気に入りだったさぬきうどん屋はとうに無くなっているよ。
シャッター街で生き残ってるのはチェーン店ぐらいだよ。


泊まったホテルの窓からの眺めは、それは懐かしくて変わらない岐阜の光景だけど、
何十年もかけて少しずつ滅びていってる。
その中にどれだけの希望や生命が飲み込まれていったか。
人は何を思ってこの町に生きるのか。
それでもまた日は昇って、何事もないかのように長良川は流れて
日々は続いていくよ。


どうかお元気で。
 
 
 
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アッパーか、ダウナーか

本屋に行くといつも思うこと。
話し方や、仕事の仕方、思考法といった、「今のままの自分では駄目」で、自己を改造していく、自己啓発系(これをアッパー系の本と呼ぶ)の本が次から次へと並ぶ横で、
頑張らない、無理しない、現状を肯定し、現状でなんとかしていく「自分はこのままで良い」系のダウナー系の本もずらっと並んでいたりもする。

もっと頑張ろうという本と、もう頑張らなくても良いという本が一つの本屋に一緒に並び、異様な光景にも思える。どっちやねんと。

どちらが正しいという事があるわけでもなく、その時の「気分」で選んでいるだけじゃないか。そして、それをずっと続けさせられる。

どちらの選択にしても、資本主義というものの中で、頑張ろうという事はおろか、頑張らない事まで含めて「商品」としてパッケージ化されている事に不気味さを感じるのである。

こういった状況にあっては、どちらも買わない、読まない(なるべく)という態度が正しい様にも思われる。余分な知識を入れずに結局最後は自分の力で考えざるを得ないんじゃないかと。それは地味でしんどいことだけど。
 
 
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人類がまだあった頃

「人間なんて生まれてこない方がいいに決まってるじゃない。」
と昔、西部邁が朝生で言っていた。

反出生主義という言葉が知られるようになって久しい。
私は生まれて来ない方が良いという考え方には少し反対だ。
生まれてきた事自体は祝福されるべきなのだ。
でなければ本当に生命が呪われたものになってしまう。

世界は美しい。その上に乗っかってる社会やシステムがクソなだけだ。

こんな事も思う。

生まれて来ない方が良いという考え方が勝利して、
「そうですよね、子供を産むのはもうやめましょう。行く行くは滅びましょう」と
コンセンサスが取れてしまったような社会は間違っている。
もし、絶滅をゴールとしてしまうのであれば、その瞬間から
今日目に写るどんな景色も、全て意味が無くなってしまう。

でも状況は深刻だ。日本は貧しくなり、一方システムは人々を益々締め上げ、
反出生への議論やコンセンサスの有無など関係なく、
既に社会全体が無意味な日常を縮小再生産し、生命を無駄に消費させるだけの
生きたモルグになりつつあると感じる。

老いた自分の心象なだけなのかも知れないが。
 
 
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資本主義のDeadEnd

結局のところ、企業が「成果」を上げるには、
人件費を抑えて(人の数を減らして)コストを下げるか、
仕事を効率化し、そこに今までやる必要のなかったタスクを追加して、
利益をあげるかしかない。

コンピュータは、人の仕事を助けるかに思われたが、
それで人の仕事は楽になるかと思われたが、
資本主義の中では、仕事を極限まで効率化するためのツールとなり、
今では人間が疲れもせず、100%の能力を発揮し、機械の様に働くことを前提として
日々タスクを積まれ続けている。


人減らしと効率化が際限無く進んでいった時、
人の働き方は、人間としての在り方はどのようになってしまうのか。

人は日々、調子が悪かったり、疲労したり、老いたりしていくのに。

人も時間もかけられない、失敗もできない。
企業は挑戦をしなくなり、昨日と同じこと似たような事を
縮小再生産し、他社が何かに成功すれば真似をしてすぐに横並びになる。
変化のない、未来の決まった、同じ事が繰り返される。

これが資本主義の行く末なのか。
自分たちが思い描いていた未来なのか。
 
 
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世界の形


ただの愚痴だ。
TikTok:何が面白いのかさっぱり分からない。
素人が音楽に合わせて踊ってるだけの動画の何が面白いのか。
YouTube:エログロナンセンスの固まり。
過剰と誇張に満ち溢れている。
そんなものに囲まれて日々世界は精彩を欠いている。

コロナを乗り越えてまでして必死に維持している世界とは何なのか。
私が何とかしがみついているこの世界とは何なのか。
その結果が、TikTokなわけ?

私も衰えたが、この世界も相当に精彩を欠いていると思う。
衰えたからそう見えるのか。

かくして、生きているだけの存在になった。
辛さに耐えて生きているだけの。

能力が称賛され、もてはやされ、求められ続け、
無価値なものが追い出される世界に疲れ果てた。

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自分にも好きな人や、好きな音楽、漫画、ゲームがあった。
世界に対する好きがあった。
自分にもそういう気持ちはあった。
だが、自分の好きはこの世界には何も生み出さなかった。
それが残念だ。

 
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No escape

ここしばらく忙しすぎてゲームする暇も無いが、
とあるゲームで繰り返し連呼されてたセリフを
事あるごとに思い返している。

There is no escape.

自分は安全だと、ここに居れば平穏無事だと思っていても
病老死苦は迫ってくる。
対岸の火事だと思っていたコロナが海を渡ってやってきて、
幸い罹患しなかったとしても、何ともない人にさえ、
ワクチンという形で結局は影響がやってくる。

自分が老いたのか、感性が衰えたのか、
この世界に安穏とただただ居続ける事にはあまり意味を感じなくなった。


命を捨てる気はないが、投げ出すぐらいには思ってる。
それはそれで疲れて、退屈でもいいから安穏とした世界に戻りたくなる時もあるけど。


永遠の逃げ場所なんてどうせない。
(私達は)休み休み死に向かう。

それぐらいに思ってる。今はそんな心境だ。
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末法の世

結局、企業も個人も私利私欲に走り・・・の結果マスクが無くなり、
医療関係者にすらマスクが届かなくなり、十分なPCR検査態勢が整えられず、
死んでしまってから検査したら陽性だったという事態が起こる。

メルカリだのヤフオクでマスクで小銭を稼いだ人達は
それが、自分が一生で費やす金額に比べれば小銭に過ぎないと認識すべきだ。
目先の小銭で間接的に人を殺している事を認識すべきだ。
 
生きるために自らが追剥をするのではなく、
小銭を稼ぐために間接的に人を殺す。
まったくもって羅生門以下の世界だ。
 
 
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終わる世界(シュリンクワールド)

20年前の10月10日。
20年後の自分がここまで虚しい人生を送っていると
想像できただろうか。
こんな世界は終わってしまえ。まあそのうち終わるんだろうけど。
20年生きてみたけど、大した事なかったね。
過去の遺産で延命してきた平成は終わった。
給料は上がらず、保険料と税金は上がり、物価が上がり、
袋の中身が減り、サービスの質は落ち、
インフラは老朽化し、人も老朽化し、高齢化社会と人材不足。
災害が来たら復旧もままならない。
会社はコンプライアンスだの規制だのでがんじがらめで
イノベーションも糞もない。
肩書だけが立派な上司。仕事は丸投げ。挨拶なし。会話なし。パワハラあり。
ニュースは同じ事の繰り返し。毎日どこかで誰かの
発言やら撮った写真やら動画が炎上。
妬みが不謹慎という言葉に置き換えらる究極の監視社会。
誰かのクレームに怯えて生きる神経症の社会。
20年経っても通勤電車は相変わらず満員のまま。
家に帰ってメールを開けば広告と迷惑メールだらけ。
気候はますますおかしくなって、四季はなくなって
夏と冬が突然入れ替わる。自律神経が狂って体調がおかしくなる。
台風と豪雨が猛威を振るい、日本の体力を少しずつ削っている。
こういうモノローグに対して
ホリエモンみたいな人が救命ボートの上から
「終わってるのはお前だけ」とか言うんだろうけど、
諦めているか、まだ諦めていないかの違いでしかない。

こんな世界と日常が続いていく事にどれだけの意味があるのだろうか。
こんな社会が続いて、10年後の人々は幸せなのだろうか。

終わる世界では小さな幸せを見つけて生きるしかない。

 
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