雑記

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平成とは何だったのか

平成を振り返る本を読んだ。
平成は不況と増税と災害に彩られた30年だった。
日本は斜陽であり、
それを誤魔化す為の数々の偽装が行われた。
(損失補てん、耐震偽装、食品偽装・・)
これからも過去のインフラにすがって
今までと同じ日本であるかの如く、
だましだましやっていくのだろうが、
食品の中身がこっそり減り、
保険料の値上げで給料の手取りが減り、
コンビニの店員が外国人に入れ替わり、
少しずつこの国が貧しく、小さくなっていくのが分かる。
老人は財産にしがみつき、若者は大学に行く金が無い。
そして自分は連休に遊ぶ金もなく、年老いていく。
貧困が忍び寄る。自分だけではない。この国全体に。

10年先、この国は、自分はどうなっているのだろうか?
だがそれ程悲観はしていない。
貧しい国には貧しい国なりの文化が生まれ、
人はそれに適応していくだろうから。
そして人は結局、最後は無様に死ぬのだから。
 
 
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物語はどこ行った

薄っぺらい、だらだらとした日常が続く。

政治:どこを目指しているのか何がしたいのか分からない。
   (増税がしたいのだけは分かる)冷めた目で眺めてる。
恋愛:アプリを使って適当に出会う。馴れ初めなんてない。
音楽:気に入った曲だけ適当に買う。曲順を気にしなくなった。
映画:思想も主張もない。破壊だけ。謎の生命体かテロリストと
   ドッカンドッカン戦うだけ。
世間:どうでもいい炎上ニュースが、脊髄反射のようにネットを駆け巡る。
   電気の無駄。


濃密な夢はどこ行った。俺のストーリーはどこ行った。
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怒りの連環

生きにくい世の中だ。
あれもだめ。これもだめ。
規制だらけになっていく。
生きにくさがストレスを生み
ストレスの捌け口に犯罪が生まれ
犯罪が人々の怒りを買い
また新たな規制が生まれていく。
互いに互いを規制しあうそんな社会。
その規制で幸せになる人は誰なのか。
誰もいないんじゃないのか。
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納期優先社会


KYB免震装置986件で不正 検査データ改ざん

 部品メーカーのKYBは16日、地震の揺れを抑える免震装置と制振装置で性能検査記録データを改ざんする不正行為をし、全国のマンションや病院、庁舎など986件の建物に設置していたと発表した。不正があった装置は早急に交換する。国土交通省は、不正な装置が使われた建物が震度7程度の地震で倒壊する恐れはないとしている。



納期優先社会が変わらない限りこれらかも不正は続く。
永遠に無くならない。
いくらニュースキャスターが憤ったところで、
「一刻も早い原因究明を〜」とか言ったところでなーんも変わらん。
で、結局いつもどこかでばれて謝って、交換しての繰り返し・・・って
馬鹿馬鹿しくない?って言うか虚しい。

原価50円のおもちゃを100円で売って、利益50円だけど
後で、本当は不良品だったので交換しますって
同じ原価50円のおもちゃと交換したら利益パーだし、
交換に費用かかってるし、捨てられるおもちゃがもったいないし
製造にかけた時間がもったいないし、
人生の時間をかけて不良品を作った人も可哀想だし、
そんな会社がきっと世の中にはいっぱいあって、
みんなで不正を隠して騙しあってる。
そんな事を延々と繰り返してる社会って何だろうって思う。
これ程無駄で馬鹿げた事はないとどうか気付いてほしい。
 
 
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よく分からないものを無理して使う

580億円相当の仮想通貨、不正アクセスで流出
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180126-OYT1T50121.html


 仮想通貨取引所大手の「コインチェック」(本社・東京都渋谷区)は26日、同社が客から預かっていた仮想通貨「NEM」(時価約580億円相当)が不正アクセスによって外部流出したと発表した。

 同社は、取り扱う全ての通貨の出金を停止したほか、ビットコインを除く12種類の仮想通貨の売買も停止。この影響で、多くの仮想通貨が値下がりしている。




仮想通貨は海外では暗号通貨と呼ばれる。
結局のところ、暗号技術は開発した者だけが真髄を知っているのである。
その他一般人は、つまり今回の件で言えば、
客も、取引所もパッケージングされたセキュリティにすがっているだけに過ぎない。
そのパッケージに蓋が付いているとは思わないのだろうか。
不正アクセスというよりは、仮想通貨そのものが怪しいのである。
そして蓋の存在を知る者達だけが今回のように「総取り」していくと思うのは
想像が過ぎるだろうか。
 
 
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睡眠ぐらい自由にさせろ

ネットのニュースで見かけた。
「睡眠負債」とかしょーもない造語を作らないでほしい。
ただの寝不足なのに「負債」とか書かれると
「返さなきゃいけないの?」ってなるじゃない。
そうやって人を煽って追い詰めるのは止めてほしいんだな。

睡眠についてどれだけの事が解明されてるかって事だよ。
解明されてきているって人もいるし、
いや、結局大して分かってないって人もいる。

情報に惑わされんなって事だよ。
ネットのニュースに転がってる誰が書いたかも分からんやつは特にだ。
大事なのは睡眠は義務じゃないって事だ。
眠らなくちゃいけないんじゃなくて、
眠たいから寝るんだよ、それだけ。原理・原則。

睡眠の質だとか、睡眠時間が少ないと体への影響がどうのとかいうのも
忘れてしまえ。気にすんな。
睡眠なんてのは人によって千差万別だ。状況も千差万別だ。
明日が不安で寝付けない日もある。浅い眠りの日もある。
そりゃ機械じゃない人間だからよ。

自分なりの睡眠を見つけりゃいいんだよ。
4時間眠れた。世間一般には少ないかもしれない。
ネットの医療系記事に言わせれば全然だめかもしれない。
だからって自分を責めてどうする?
自分が「まあまあ寝たよね」と納得すればそれでいいんだよ。
そして、眠れた事に感謝することだ。

 
こんな感じで自分に言い聞かせる。
 
 
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コンロで焼こうがガストのステーキは不味い

↓言っとくけどこんなに肉盛ってなかったからな。もう食わないからいいけど。
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なんか久し振りにガスト行って
ニュースにもなってたんで
「ビーフカットステーキてんこ盛り」ってやつ食べたんだけど、
相変わらずゴムのような肉。
ほんとにこれ肉なの?って感じ。肉の味とも言い難い。
すごい固い。噛み切れないので飲み込むしかない。
で、提供時点で既に鉄板がぬるい。きっと放置されてたんだろな〜
コンロの火は弱すぎて全然焼けない。保温しかできてないレベル。
全然焼けないのでずっと焼いてるうちに食べ切る前に燃料が切れた。
最後は冷めた生焼けの肉を食う。
まあいいんだ。
生肉を食うのは本来人類の得意技だったはずだ。

ガストのステーキは昔から不味かったけど
手を変え品を変えでちょっと期待した自分が馬鹿だった。
なんでこの肉質でこの企画をやろうとしたかねぇ。




「家族でガストへ」ってあのなあ、こんなん食いに行ったら
肉噛み切れなくて子供が泣き出すぞ。
で、ちょと奮発した母ちゃんが悲しい気持ちになるんだ。
今の俺がその気持ちだよ。

 
高くて遅くて不味いっていう
てかガストってレベル落ちたなあ・・
 
 
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バラエティ番組でやたら「えーえー」言う馬鹿演出

バラエティ番組は好きな方だ。
役に立つ事からどうでもいい事まで頭に入ってくる
そのバランスが好きなのかも知れない。

でも我慢できないのが、客席かなんかしらんから聞こえる
「えー」「あー」「おー」という声だ。
それも数秒に一度聞こえてくる。

「えー」の何が嫌かと考えると、不自然さだ。
本当に驚いて「えー」と声をあげるなら仕方ない。人間だもの。
でも数秒ごとにえーえー言うほどの内容か?
驚きと共感の同調圧力。
いいか、驚いたり共感するのは観てる俺が決めるんだぜ。
えーえーしなくても普通に流せばいいんだよ。

気になってもこういうのはテレビ番組の「お約束・様式美」なのだと
慈悲の心で接してきたが、やっぱ受け入れられんわ。
ほんとうざい。そりゃテレビ離れが進むよ。
 
 
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分からない事を敢えてそのままにしておく

自分がよくやる失敗。
不安に思う何かがあって、それについて調べると、
当初の不安は消えたが、今度は
細かいところが引っかかってまた不安になる。
不安に駆られて検索すると碌なことがない。

一般にも言える気がする。
今の世の中は分からない事が有ると、すぐに検索し過ぎである。
結果、「答えが分からない」「すっきりしない」「あいまい」という状態に
不寛容になっている気がする。

疑問をすぐに解決することが最善とは限らない。
自分でしばらく考えてみるなり、
「分からない」という状態をいったん心の中に維持する事も
必要なのではないだろうか。

世の中には分からない事の方が案外に多いのだから。


 
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アニメの名言

巡り巡って、 人は誰かに助けられて生きている。
だからあなたも、 誰かを助けてあげなさい。

―――STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)
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21世紀に我々が乗り越えるべきもの「無謬主義」

ミスを許さない社会になっている気がする。
機械やコンピュータが登場してボタン一つ、ワンクリックでミスが発生し
多くの人に迷惑がかかったりする世界になってしまったので無理もない。

ミスを無くしていくのは重要だ。だがミスを許さないのは世界が窮屈になる。
我々がお互いにもう少し人のミスに対して寛容に、
「迷惑被ったけど、まあ次は頑張れ」と励ますぐらいの
優しさと器量を持ち合わせたい。

他人のミスを(最後には)許すことが、
ひいては自分のミスを許す、自分に対しても寛容になる事に繋がるはずだ。
自分の今の生き辛さはそんな所に原因があるような気がするのだ。
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NHK「それでも、生きようとした〜原発事故から5年」を観て

幸いな事に自分のブログは全く人目に触れないので、
大した影響など無かったと思うのだが、
震災当時の自分は、自分の考えが正しいのだと正義を振りかざしていた。
番組を見ると、その正義は本当に正しかったのだろうか。と思う。
何か自分を責める気持ちになる。でも自分を責めても仕方ないとも思う。
当時はそれで仕方無かったのかも知れない。
もともと正解なんて無いのだから。

これからできることは何だろうか。それを考えよう。
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愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

判決文の一部が心に引っかかったのでメモ。

2016/03/09

大津地裁
高浜原発の再稼働差し止めの仮処分決定を出す。


(主文の一部分のみ抜粋)


地球温暖化に伴い、地球全体の気象に経験したことのない変動が多発するようになってきた現状を踏まえ、また、有史以来の人類の記憶や記録にある事項は、人類が生存し得る温暖で平穏なわずかな時間の限られた経験にすぎないことを考えるとき、災害が起こる度に「想定を超える」災害であったとくりかえされてきた過ちに真摯に向き合うならば、十二分の余裕をもった基準とすることを念頭に置き、常に、他に考慮しなければならない要素ないし危険性を見落としている可能性があるとの立場に立ち、対策の見落としにより過酷事故が生じたとしても、致命的な状態に陥らないようにすることができるとの思想に立って、新規制基準を策定すべきものと考える。



「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言う。

「平穏なわずかな時間の限られた経験」に頼りきって、
想定外と言い逃れする「痛い目を見なければ分からない」愚者では
原発の管理など到底務まらないのだ。

かと言って、世の中を見渡せば、賢者などいない事も明白で
バス事故でもそうだが、結局我々は失敗を都度経験して初めて
「あれをしてはいけなかった」「こうするべきだった」としか
学んでいけない愚者の集まりなんだと認識すべきだ。
人智の及ぶ範囲などその程度だよ、と。
そして、自然はいつもそれを超える現実を突きつけてくる。

だから、もし原発を動かすというなら、
安全策を幾重にも労せば自然に勝てるなどという傲慢は捨てて
「過酷事故が生じたとしても、致命的な状態に陥らないように」
対策や技術開発をしてほしいものである。

我々は賢者になどなれないが、
それがせめて歴史に学ぶという事ではないだろうか。
 
 
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